「そろそろ結婚も考える年だなあ~」なんて会話、よくありませんか?友達とも、同僚ともするだろうし、時には親、上司まで口を挟んで来たり・・・。
そして、彼氏がいる場合決まって言われるのは「まあちゃんと彼氏いるし、そのうち結婚するよな~」的な。もちろん、好きだから付き合ってるんですけど。「好き=結婚」にしたいのはやまやまですけど。
「結婚したら彼のこういうとこ、苦労するのかな」とか、将来的な子供の有無とか・・・。正直なところ「彼氏がいるから大丈夫」というわけにはいかないですよね。
日本ではまだまだ年齢主義社会。5年後10年後後悔しない為にも、今の彼氏と結婚したいかどうか、するべきかどうか迷ったときに自分に問う質問をご用意しました。
これをきっかけに、彼氏と向き合って話すことができたらいいですね♪それではいきましょう!
●目次●
生活スタイルについて:彼氏と生活スタイルが合うと思う?
胸を張ってイエスといえますか?それがあなたが結婚して10年くらいたった状態だと想像してください。ラブラブモードから、「家族」モードになっているでしょう。その状態で、生活スタイルを許しあえると思いますか?
結婚って、生活です。毎日がデートではありません。同棲をしていない場合は、「やっと彼と暮らせる」とウキウキワクワクなイメージしか持てないかもしれませんが、実際生きていくうえでは「なんでもない日常」の方がずっと長いです。
だからこそ、結婚となった時にしっかり冷静に考える必要が出てきます。生活スタイルと一口に言っても多様なので分けてみていきましょう。
詳しく分けてみていきましょう
Q1.時間的生活スケジュールは合う?
2人が仕事から帰ってくるのは何時ごろで、何時には寝て、起きて仕事に行くのか。しっかり把握してますか?極論をいえば夜のお仕事をする彼女と早朝から運転手をする彼氏が続くわけないのと同じです。(続いてる人いたらごめんなさい)。
基本的には人は会うことで愛情を認識しあうもの。少しのずれならともかく、あまりにも違うのであれば結婚には向いていないのかもしれません。
朝方と夜型の2人だって、お互いが理解しあわなければどちらかが我慢をすることになる。
片方が明らかに帰ってくるのが遅ければ、もう片方が共働きでもすべての家事を結果することになって不満を抱き、爆発させて喧嘩する、とか。(実話で知っています)。
お互いに話し合い、わかりあって乗り越えられるものなら大丈夫ですが、人によって許せない場所は様々。自分が許容できる範囲なのか、話し合う必要があるのか、転職も視野に入れるのかなど、考えるべきポイントは山ほどあります。
Q2.仕事とプライベートの取り方は知ってる?
人によっては「仕事が終わったら一切社用携帯に出ないし、飲み会にもいかない」なんてきっぱりした人もいます。(家庭的ですね♪)。ですが実際、特に男性は、お付き合いが多いのも、残業が多いのも事実。
飲み会が多い会社や残業が多い会社だと、平日はてっぺん回らないと帰ってこない、とか。毎日会社の人と飲んで帰る、とか接待が命。とか。
恋人同士の間は目をつむれても、結婚したらこれは耐えられない!と思うなら結婚には向いていないのかも。生活スタイルの理想が会う人を探す婚活に出かけた方が賢いかもしれません。
反対に、「週末は絶対彼女と過ごす」みたいなスタイルを取りたい男性は、結婚しても束縛するタイプかもしれませんし、あなたのほかのプライベートがうまくエンジョイできない可能性だってあります。
お互いの日々の過ごし方、プライベートと仕事の割合などは、日ごろからしっかり話しておくといいでしょう。
仕事=起きている時間の半分以上を割くもの。これがどういう形で過ごすかを把握、ある程度折り合いつけることは結婚の半分を決めるといっても過言ではない(割合的に)
Q3.趣味に割く時間・お金がどれくらいか知ってる?それを許せる?
「たかが趣味なんて知れてる」なんて思ってませんか???趣味って大事な人にとっては仕事の次に絶対大事、なんなら1番にしたいくらい大事なんです。同棲していなかったら彼の趣味に没頭する様子は考えにくいかもしれませんが、どのくらい本岐でやっていて、結婚後もどれくらいの頻度で続けていきたいかはさりげなく聞いた方が良いでしょう。
とお困りですか?その場合はこんな風に聞くといいですよ!
あくまで、友達と恋バナしている中での「仮定」の話のように話せば、プレッシャーを感じさせずに相手の考えを引き出すことができますよ♪
Q4.料理できる?(したい?)彼はできる?
生活スタイルで忘れてはいけないのが「食」。衣食住の3本柱のひとつであり、非常に大事な要素です。食について、んちのち「こんなはずじゃなかった」とならないために、確認しておきましょう。
あなたが料理ができる場合に知っておくこと
チェック項目は下記のとおりです。
- 彼が味にうるさい人なのかどうか
- うるさい場合、あなたはそれに耐えられる、改善をし続けられるのか
- 彼は料理ができるのか?する気があるのか?
- する気が在れば良しとして、「ご飯は勘弁」という場合、あなたはそれを一生許せるのか?
あなたが料理ができない場合に知っておくべきこと
料理ができないのであれば、ここは念入りに探りを入れるなり、作ってみて反応を何度も見てみるなりする必要があります!料理をしていないだけでできるようになればそれはそれでいいですが、してもしても苦手意識がぬぐえない場合、嫌いな場合今後のストレスになることだってあるんです!
下記項目を見てみましょう。
- 彼氏はあなたが料理できないことを知っているか?
- 知っている場合、今後できるようになってほしいと願っているか?
- 成長過程における失敗作にも寛容かどうか(要実験)
- 彼は料理ができるのか?
- 出来ない場合、する気はあるのか?
- する気もない場合、あなたも料理していないのに許せるのかどうか?
料理に関しては、本当に大事な問題です。初めのうちお互い我慢して理想とのギャップを埋められても、許せない部分が出てくるかもしれません。料理の有無にどのくらい厳しいのか、本人もやる気があるのかは今後の判断のためにもぜひとも知っておきましょう。
お金について:金銭感覚が合うと思う?
お金。それはこの世で最も人が欲しがるものの一つ。デートだって全額払う人もいれば割り勘の人もいる。それが一円単位の人だっている。金銭感覚のずれはすれ違いの始まりかもしれない。ここのお互いの感覚はしっかり把握しておくべき。
Q5.彼はどちらかというと倹約派?浪費派?
これめっちゃくちゃ大事。金銭感覚が彼と同じ場合はよしとして、違う場合、相手の価値観を受け入れられるか?恋人の間は生活費も別々だしよかったとしても、一緒に生活していくうえで耐えられるのか?日頃の観察が大事。
- 彼氏の堅実さにイラつくことは日ごろからあるか?堅実を通り越してケチになっていないか?
- 彼氏にあなたの老婢で指摘されることはあるか?イラッとするか?
- 結婚したら彼の堅実性に合わせられると思う?彼はどこまで譲歩してくれる?
- プレゼントが明らかにケチってたり、日ごろからケチ発言があったりしない?
- 大事な時にはちゃんとお金を使える人?
お金に倹約的なのは結婚してからは無駄遣いもしないので良さそうですが、大事なことや一緒に楽しむために使うお金まで惜しんでしまうタイプなら、結婚は考えものかもしれません。
- 彼氏に借金はない?した経験は?
- 自分が月々いくらかかるか把握しているかどうか
- リボ払いがないかどうか
- 何にお金がかかるかあなたも知って納得できる?
- 結婚後は小遣い制にできる?それとも折半型?
浪費型の何が怖いって、借金ですよね。行き過ぎている場合、交際も見直す必要があるでしょう。
独身時代限定の場合もありますし、話し合えば治るパターンもあるのですが、借金だけは癖になってると直らないので、交際中にきちんと話し合っておきましょう。
Q6. 彼の収入、ある程度知ってる?
恋人同士の間にあまりはっきり知るチャンスも少ないとは思いますが、結婚も含めて考えたいなら、一度お互いの収入について話してみるのもいいかもしれません。
はっきりとは言わなくても、月何万くらいで生活してて、何万くらい貯金に回してるだとか、投資してるだとか。。。
理想像のコーナーにも繋がっていきますが、結婚後のあなたの仕事スタイルがかかっているといっても過言ではありません。
【結婚後編】
今の生活はお互い把握していたとしても、結婚後の理想ってちゃんと聞いたことがありますか?今の生活スタイルもあっていて、本当に彼と結婚したいなら、このテーマも「仮定」でも良いのでしっかり話しておく必要があるでしょう。
Q7.理想は共働き?専業主婦?パート?
専業主婦はもはや「理想の職業」に入ってくるくらい数が少なくなったとも言われてますが、まだある一定層存在しますし、彼氏が高収入の場合、家事全部してほしいから働かなくていい、というタイプも結構います。
もしあなたがその理想にあてはまればいいですが、中には仕事が好きな女性だっていますし、家事が嫌いだから働いておきたいなんて女性も笑。
逆もしかり。仕事が嫌いで養ってくれるなら喜んで家事する!という女性と、「絶対共働きじゃないと俺無理!」って人が一緒になったって、もめますよね。
こういうことは、言いにくくても早めに話しておく方がベスト。
Q8.子供はほしい?何人?いつ頃ほしい?
これも早めに話しておく必要があるトピックの一つ。片方が子供を強く望み、片方がどっちでもいい、いらないと思っている場合、後々にずれが生じてきますよね。
今の時代不妊治療もめずらしくありません。お互いが子供を強く望む場合は治療にも積極的になれるでしょうが、どちらかが「どっちでもいい」「いらない」場合、非協力的になってしまい、喧嘩の末、別れるなんてことも。
金銭事情から、子供を望みたくても望めない人もいますが、もともと子供嫌いな人もいます。お互いがのちのち「こんなはずじゃなかった」とならないためにも、子供を街で見かけたタイミングや子持ちの友人に会った話題などのきっかけで、理想像は早めに聞いておくことをおすすめします。
Q9.家は購入したい?賃貸が良い?
昔は聞くまでもなく、だいたいの人が「結婚したら子供を産んで家を買う」が当たり前でした。でも今はどうでしょう。買ってしまったら動けない、ローンに追われるのがイヤ、ゆくゆくは田舎に戻りたいなどいろいろな理由から、賃貸を望んでいる場合だって多いでしょう。
「相手も絶対これを望んでいるだろう」と自分の価値観だけを信じてはいけません。今の時代価値観は昔よりもさらに多様化しています。後でもめない為にも、理想像を聞き出せるタイミングできちんと聞き出してみましょう。
Q10.最後の質問です。どんな困難が降ってこようと、外見が随分変わろうと、彼と支えあって一緒にいたいと思う?
条件で結婚するのが悪いこととは言いません。でも条件で選んで彼と結婚する場合、彼を好きなのかどうかはもう一度自分に問いかけてみるべきですね。最初に好きになったポイント、または今の彼の一番好きなポイントがなくなった仮定の究極の質問を自分に投げかけてみましょう。
たとえば 高収入なところに初めに惹かれたのなら、「もし病気になって働けなくなった場合にも、自分が稼ぐぐらいの勢いで守れる覚悟があるのか」だったり。
イケメンで一目ぼれしたのであれば、たとえば禿げたり、めちゃくちゃ太ったりして、面影がなくなっても一緒に生きていきたいと思うか、とか。
定時で終わって帰ってくるところが魅力の彼なら、「何らかの理由で残業三昧になって、家に帰るのが遅くなっても受け入れられるのか」とか。
独身女性よ、結婚はゴールじゃない、生活なのだ
結婚って、独身の間はどうしても世間体上ゴールだと思ってしまいがちですが、そこからの方が長いんです。本当に相手のことが好きじゃない場合は、本当に好きな人を探してみた方がいいかもしれません。
何か決定的な欠点、懸念点を持っている彼の場合は、最終決断ができなくとも、別の人を探す努力を少ししてみてもいいのではないでしょうか。女性ならば無料で登録できる婚活サイトも多いですし、自分の市場価値、価値観を見直すためにも、一度探してみてもいいのでは?
婚約してから色々話して「こんなはずじゃなかった!」なんてことも防げます。まあ、年頃のカップルの結婚の「け」の字でさえ、出すのは勇気いるのも分かりますが。
早く結婚したい、けどきちんと理想は知っておきたいと思うのなら、ビビってないで勇気を出すことも大切ですよ!
筆者の個人的あとがき:私は別れました
これだけ偉そうに質問文句を挙げられたのは、自分が自分に色々問いただしたからに他なりません。
もちろん1独身女性の判断基準であれば信憑性がないので、この記事に至っては既婚女性、男性の声も多数聞き文章化しました。
その中で、私が引っ掛からなかったのは下記です。
- 子供の欲しい・欲しくない
- 料理好きか否か
- 生活スケジュールのずれ
- 家庭的になりたいか否か
私たちは、お互い嫌いになったわけではないけど、あまりにもお互いに譲れない部分だったので、別れを選ぶことになりました。
ここに来るまでに3年。もちろん最初は特にそんなに深く考えず付き合っていたけど、長くいればいるほど、あってない部分が出てきて、それでもお互い見て見ぬ振りして、でも年齢的にもこれ以上見て見ぬ振りはよくないな、となりました。
別れの決断をするのはすごく勇気がいるし、未来の自分がそれで笑えるのか?とか考えることはたくさんあると思います。
即決する話ではないですが、あまりにも将来を思い描く上で違うと思うのであれば、勇気を出すことが未来の自分を幸せにするかも知れません。
少しでも参考になればと思い追記させていただきました。