初詣は行きましたか?行ってない方、まだ間に合いますよ!
私は三日に鈴虫寺、松尾大社、安井金比羅宮に行ってきました。鈴虫寺には以前もいったことがあるんですが、大好きなお寺なんです。今回は、その鈴虫寺(華厳寺)について徹底解説します!
●目次●
鈴虫寺(華厳寺)基本情報
まずは鈴虫寺の基本情報をチェック!まだ行ったことない人は、一度遠方でも足を伸ばしてみるべし!
- 住所:京都府京都市西京区松室地家町31
- TEL:075-381-3830
- 公式サイト:suzutera.or.jp
なぜ華厳寺ではなく鈴虫寺として有名なのか?正確には華厳寺という名前があるのですが、境内には、約4000匹の鈴虫が飼育されているため、このような愛称で呼ばれています。
鈴虫寺ではまず、お坊さんのありがたくて面白いお説法を聞く
このお寺にお参りするには、まずは、お坊さんの説法を聞きます。説法にはお茶と和菓子が用意されていますので、ほっこりします。説法のなかで、印象に残ったことを備忘録として残しておきたいと思います!
鈴虫寺でのお説法で印象に残ったこと1:私たちはすでに幸せである
“あなたは今、幸せですか?
悲しい思いをした人もいるでしょう。苦しい思いをした人もいるでしょう。
でもごめんなさい、ここに来ている人はみんな幸せなんですよ。帰って寝る場所があるでしょう?
食べれるでしょう?それってすでに幸せなことなんですよ。”
そうだったー!毎度風邪ひくたびに、健康なだけで幸せだって、健康を感謝してたけど、人間って貪欲だから、すぐに忘れてさらなる幸せを求めてしまう。
でもね、世界には、明日生きていけるかわからない人だってたくさんいる。そう考えたらこの安全な日本で、そうやって今インターネット片手にのんびり記事を読む余裕がある人なんて、みんな一旦今の幸せに感謝しないとダメなんですよ!
鈴虫寺でのお説法で印象に残ったこと2:自然に生かされている
そして、この説法も印象に残りました。
“時々聞く人がいます。なぜ、生きるのかと。
生きるんじゃないんです。我々は生かされているんです。
空気があって、があって、海があって、そうして私たちは生かされている。
だから、何故生きる、ではなく、生かされている、その周りに感謝しながら生きていくことです。誰のおかげで自分がいるか?
それは他でもなく両親です。”
うまくすべて書けませんが、このような内容でした。
つい私は、家族を後回しにするところが、高校生ぐらいからあります。そのことで母と何度も喧嘩しました。
ちゃんと親孝行しないとバチ当たりますよね。そして、現代にぴったりな説法もいただきました。
鈴虫寺でのお説法で印象に残ったこと3:挑戦するものを応援せよ
“最近の若者は、失敗を恐れすぎている。
この世の中を変えるには、我々が、何かに挑戦することを、もっともっと応援してあげることです。
挑戦することをほめてあげることです”
その通りなのかもしれない。私は、面倒くさがりのわりに転職だったり夢見つけたりと挑戦はするタイプですが、そのうらには迷ったとき、親身に話を聞いてくれる、愛すべき友人、母の存在がありました。
だからわかります!応援は必ず力になると。不安を抱きながら挑戦する人を見つけたら、私も全力で応援してあげたい。少しでも気持ちが楽になるように。
鈴虫寺の特徴:わらじを履いたお地蔵さん
華厳寺(鈴虫寺)には、珍しいお地蔵様がいることで有名です。それは、お地蔵様なのに、わらじを履いているんです。
このわらじで、私たちお参りした者の家まで歩いてきて、願いを叶えてくれるそうです。だから、 お参りするときは必ず、住所と名前を述べてから話すべきだそうです。
このお守りのなかにもお地蔵様がいるので、京都の方向を向いて、家からも出来るのだとか。友人や家族の分のお守りを買って帰る人もたくさんいた。
鈴虫寺に行くのがおすすめな理由
今じゃパワースポットとしても有名な鈴虫寺。単純にパワースポット巡りするよりも、よっぽど有意義な時間を過ごせます。
それはやっぱり、いくら無宗教な日本人でも、自分の置かれた状況がいかに幸せか一旦実感する、考えることができるから。それを、お説教っぽくではなく、面白く話しながらも、私たちの心に訴えかけてきてくれるお説法なんです。
実は華厳寺(鈴虫寺)には、遠方からもたくさんの方が来ていて、お坊さんの話によると、時には3分の2が、お礼参りだったりするそうです。
ぜひ関西に来る際は、鈴虫寺に行ってみてください!
※GWは3時間待ちになることもあるそうなので、避けることをおすすめします。
追記:鈴虫寺を訪問して(びっくりする変化がありました)
私は鈴虫寺を訪問したのは1度や2度ではありません。5回ぐらいは行ったんじゃないでしょうか。偉そうに言える数字ではありませんが、実は参拝後変化があったので、そこを追記したいと思います。
鈴虫寺に訪れた夏前、私はどん底にいました。就活は決まらない(当時氷河期真っ只中)、元彼のことが忘れられない、と。大学生だった私には恋愛も就職も死活問題だったんです。
藁にもすがる思いで、パワーを求めに、こっそり一人で参拝に行きました。そして、お地蔵さんのお守りをいただき、家路についたのです。
そもそも、 先に言っておきますが、お地蔵さんに復縁を願うのは良くありません。願うとするならば、「私にふさわしい人とめぐり合わせてください」というのが適切だそう。
そうとは聞いていても頭の中は元彼でいっぱい。参拝中、なるべく願わないようにしながらも、忘れることはありませんでした。
すると帰り道、元彼から連絡があったんです!大した話ではありませんでしたが、私は震えるくらいびっくりしたのを覚えています。
そして、参拝から1ヶ月ほど経ったら、下記の変化があったんです。
- 元彼に別れてから初の彼女ができる
- 就活が希望の条件で見つかり、内定をもらう
今思えば、元彼のことは「忘れなさい」という背中押しだったのかなと思います。当時は辛くて5キロほど痩せてしまいましたが・・・。笑
そして、就活も、あれよあれよと決まり、 当時の平均でいえば、まだ早めに就活を終了できたのでした。おかげで夏はカナダに失恋きっかけではあるものの海外ボランティアに参加し、旅行したりバイトに明け暮れたりと、学生らしい4回生を過ごすことができました。
あくまで1体験談ですが、 何が大事って、やっぱり目に見えなくとも自分の状況に常に「感謝」すること。これが一番大事なことなんじゃないかなと思います。(引き寄せの法則にも繋がってきますが)。
そして、自分がしんどい状況の時は、パワースポット巡りをしたり、それこそお寺で何か体験をしたり、巡ったりするのも効果的でしょう。何も悩んでなくても、鈴虫寺のお坊さんのお説法は本当に面白いので、ぜひ行ってみてくださいね。