こんばんは!ズボラなチキンです!
「明日大事な日なのに風邪じゃ困る!なんとか明日までに元気になりたい!」この場合、どうすれば一晩で風邪を治せるのでしょうか。
●目次●
そもそも風邪とは
風邪というのは、ウイルスが体内に侵入し、そのウイルスと体が戦うことで起きる体の不調です。ということは、体がウイルスを倒さないと(追い出さないと)、元気にはならない、というのが大前提。
というわけで、体が風邪ウイルスに勝てる環境を整え、一晩で治す方法をご紹介します!
鼻水が辛い!
いま頭の痛さをどうにかしたい!
この症状をとりあえずいま抑えたい!
そんな方はこのブログの内容とは違ってくるのでお勧めできません。
症状を抑えるというのは、体がウイルスを倒すのに必要な反撃を抑えてしまうようなもの。
具体的な例として、熱が上がるのを抑えてしまえば、熱を上げてウイルスと戦うのに、白血球が思う存分に力を発揮できなくなります。結果、一時的に楽でも、治りは飲まない時より遅くなります。
では、免疫力を上げるためにどうしたらいいのか?ご紹介していきます。
- ビタミンC摂取
- 体を温める
- 緑茶を飲みまくる
- 栄養をとる
- ウイルスと闘う環境を整え就寝する
- まとめ
1.ビタミンCを取りまくる
ビタミンCの効能はたくさんありますが、その中の一つに、【風邪予防】というのがよく言われています。それと同時に、【風邪をひいたときは大目にビタミンCを取る】という方法も推奨されています。
科学的根拠の結論には至っていないものの、ビタミンCには、風邪ウイルスと戦う白血球の働きを促進するという効果があります。風邪としっかり戦ってもらうために、白血球を元気にする!というイメージですね。
ビタミンCはサプリメントでとる目安としては一日1000mgくらいですが、風邪の時は私は3倍~6倍摂取します。
ビタミンCは取りすぎても水溶性なので体に蓄積されることなく排出してしまいます。すべてきちんと吸収されるわけではないので、毎食、時間を空けてこまめに摂取し、トータル数量を増やしましょう。
2. 体を温める
風邪の時はこれが一番大事です!極論体を温めて寝まくるだけでいいのです。(今回は一晩で風邪を治す方法なのでこれだけでは足りないですが)。
体を温めてあげることで、体はエネルギーを使わずに体温をあげることができます。
体温が上がることで白血球(風邪のウイルスと戦うもの)が活発になり、ウイルスをバンバン倒してくれます。
2.1 ぬるま湯に15分〜20分浸かる
高熱が出ているとかでなければ、さっと15分~20分程度、お風呂につかるのが効果的です。(風邪の時にお風呂に入ってはいけない、というのは日本だけのようです)。
注意すべきは湯冷めしないように湯上りに気を付けるのと、長風呂、熱いお湯は避けるということ。逆に体力を奪ってしまいます。
お風呂に入る際は、いつも以上に水分補給にも気を使いましょう!
2.2 生姜湯を飲む
生姜湯には体を温める効果があります。白血球に頑張ってウイルスを倒してもらうために、体の内側から体温も上げていきましょう。
体温を上げて眠るのが大切なため、寝る前に飲むのがお勧めです。
2.3 風門を温める
風門とは、いわゆるツボがある箇所です。
首を前に倒した時、ポッコリと大きな骨が出ますよね。そこから指2本分下に行き、さらに左右2本分ずつ離れたところに風門があります。
その昔人々はこの風門から風邪という邪気が入ってくる、と考えられていました。
風門を温めるという方法で刺激することで、自律神経が整い、免疫力がアップし、回復を促進する効果に繋がります。
なので、風邪をひいたと思ったら、まずは風門の箇所に、ホッカイロを貼りましょう(※低温やけどに注意)
普段から風門を刺激していると、風邪の予防になるともいわれています。
3.緑茶を飲みまくる
緑茶にはカテキンという成分が含まれています。数々のメリットがありますが、中でも抗ウイルス作用、殺菌作用があります。
カテキン成分が、細胞にウイルスがつくことを予防します。だからこそ【緑茶うがい】が真冬に叫ばれたりするわけです。
殺菌作用もあるため、今体にあるウイルスも殺菌してしまいましょう!
さらに、利尿作用があるため、悪いものを早く出す、という意味でも、緑茶は普段から愛飲しておくほうがいいでしょう◎
4. 食べられる元気があるなら栄養のある消化に良いものを!
やはり、風邪と戦うにも体力が必要です。体にエネルギーを与えてあげないと、戦いも思う存分できません。吐き気などがない場合は、消化によく、かつ体を温めるものを適量摂取しましょう。
うどんに生姜を多めに入れたり、卵雑炊にしてニンニクと生姜、ネギを多めに入れて食べるのがおススメです。
風邪の時は内臓も疲れているため、暴飲暴食は禁物です。体の負担をこれ以上増やさないよう、食いしん坊さんも我慢しましょう。
5.寝るのが大事!翌朝元気になるための寝方とは
5.1 厚着をし、背中にはタオルを挟む!
くどいようですが風邪を一刻も早く治すには体を温めること、眠ることが一番大切です。
寝ている間にたくさん汗をかけば、熱も下がります。
だからこそ、しっかりと体を温かくする服装をし、汗吸収もできる環境を整えてから就寝しましょう。背中にあたるようにタオルを挟んで寝ると、汗を吸い取っても寒くならないためおすすめです。
5.2 マスクをつけて眠る
マスクをして寝ることで、喉を加湿した状態で眠ることができます。息苦しくて眠れない場合は逆効果ですが、眠れる場合はマスクをしましょう。喉を潤すことで、喉の痛みも軽減できます。
鼻が詰まって辛い方は、ベポラップを鼻の下に塗り、マスクをして寝るとメンソール効果が長持ちし、鼻が通るのでオススメです。
6.まとめ
一晩で風邪を治すには、風邪のウイルスと闘ってくれる白血球が活動しやすい環境(エネルギー、体温、睡眠など)をしっかりと整えることが大切です。
そして最後にこれだけは言えます。熱を計るべからず。
どうしても人間、数字で物事を判断してきているので、ちょっと熱の上がった体温を見てしまうと、「自分は風邪ひいた」と必要以上に弱ってしまいます。なんと言っても、病は気から。
高熱ならばインフルエンザの可能性もあるので計る必要がありますが、少ししんどい、くらいならば、さっさと治す対策をして寝る方がずっと効果的です。