連日朝テレビをつければコロナウイルスの何人感染者が増えたかの話題で持ちきりだ。
このままではコロナに国々が殺されるというより、「コロナがやばい」という考えによって経済が先に死んでしまう気がする。
気をつけなければいけないのはいうまでもない。が、みんな情報にあまりにも踊らされすぎではないだろうか。
実際今の私たちに対策としてできることは少ない。極論一切人と関わらなければ今保菌していなければうつらないがほとんどの人がそうもいかないだろう。
なので、今現実的に私たちができることを精一杯やって、あとはただただうなだれず、今しかできない事をしてほしいと思う。
今回は、やるべき対策、今後においてしておくべき事をまとめようと思う。
コロナウイルスとは
今世間を騒がせているのは、新型のコロナウイルス。2019年11月に発見され、同年12月31日にWHOに報告されたもの。今までもコロナウイルス自体はあったが、今回は変異した新しい型のもの。
世界ではすでに15万人以上が感染し、今や21カ国以上に広がっている。感染拠点はアジアからヨーロッパにも広がり、各国の入国の規制も次々と発表されている。
コロナウイルス感染対策 その1:手洗いうがい
結局一番大事なのはこれだ。これだけ人が動く世の中、どこかで私たちもすでにコロナウイルスに触れているかもしれない。でも、体内に入れなければ感染はしない。今のところ、コロナウイルスは飛沫感染でうつるとされている。
なので、そのウイルスの飛沫を体に取り込まないことが兎にも角にも大切なのだ。
どうやって入るかで言えば、人から直接浴びせられるか、少し浮遊している菌を吸い込んでしまうか、手についた菌で飲食をしてしまったり、粘膜を触って体内に入れてしまったり、喉にいったウイルスがそこで感染したり、ということであろう。
なので、とにかくついてしまったかもしれない手、喉をしっかり洗い流すことが大切なのである。
アルコール消毒液が一時期町から消え去っていたが、最近は除菌のウエットティッシュなども復活している。とにかく、外に出たら、誰かと話したら、手洗いうがいをするまで自分の粘膜に何も入れないことが大切である。
花粉症の人は辛いかもしれないが、粘膜から感染するので、目をむやみに触ってもいけないし、ましてや鼻くそをほじったりするのもアウトだ。(そもそもしないか)。
うがいをする文化は他国ではあまりないが、せっかくできる日本人なのだから、ここはしっかりうがいをしよう。
ちなみに うがいは、うがい薬を使わずとも、水でも十分洗い流せるそうだ。心配ならば、喉の粘膜を傷つけない緑茶など、殺菌効果のあるものでうがいをするのもいいだろう。
とにもかくにも、ウイルスを、体内に入れないことこそがたった一つの予防法なのである。
コロナウイルス感染対策その2 : 十分な睡眠
こんな事を書くと「そんなことかよ」と言われそうだが、実際、実態がよくわからなくて怖いものではあるが、コロナウイルスはウイルスなのである。風邪にかかるのもウイルス。なので、結局風邪予防としてできることを全てすることが自衛のひとつになるだろう。
結局、コロナウイルスに仮にかかったとしても、健康であれば無症状の人もいる。重症化しないためにも、日々体調管理は今まで以上に気をつけるべきなのだ。
コロナウイルス感染対策その3 :マスクをする
正直なところ、完全防護服を着ていても感染したという例もあるように、マスクをすれば防げるかと言われたらそんなに力はない。
ただ、直接誰かに咳き込まれた時のちょっとした防御にはなるし、何より無意識に顔を触ろうとしても、マスクが邪魔で口をさわれないなど、意識をせずともしてしまう行動の予防にもなる。
この点で行くとメガネをかけるのも普段習慣がない人には有効かもしれない。
コロナウイルス感染対策その4:人混みは避ける
完全に引きこもれというのは、精神的にもしんどい。ただ、やはりめちゃめちゃ混んでいるところなどは、あえて今行く必要はないだろう。とはいえ、私は大阪住まいだが、すでにどこにいっても通常混雑しているところもかなり空いている傾向にある。
だからといって出歩けばリスクも高まるので、不要不急の外出は避けるのがベストだろう。
ただ風通しのいいところでは、感染する心配もないので、公園などに出かけることに関してはそこまで控えなくてもいいと思う。(ただお子さんが遊んでいる最中に無意識に手で目や口を触ってしまうと、感染のリスクもあるのでマスクをつけさせたり聞き分けのいい子限定にした方がいい感は否めない。
コロナウイルス感染対策その5:ビタミンC摂取
これには賛否両論もあるが、これも通常の風邪予防と一緒。 ビタミンCは体内で過酸化水素になって、細菌やウイルスをやっつける働きがあるという。
私も風邪予防に冬や、疲れた時はビタミンCを多く摂るようにしている。美容にもいいと言われる成分だし、過剰摂取したところでなにか副作用があるわけではないので積極的位にとってほしいところだ。
コロナウイルス感染対策その6:喉を潤わす
マスクとも関連してくるが、喉が常に潤っていることが大切。基本的に鼻や喉の粘膜は乾燥すると防御機能が低下するので、防御機能を保ってあげよう。
家にいる時は加湿器や空気清浄機を設置するのもいい。濡れた洗濯物を屋内で干すだけでも湿度UPの効果があるので今日からぜひやってみよう。
コロナウイルス感染対策その7:栄養バランスの良い食事
栄養バランスの良い食事をとっていれば、免疫力が低下してしまうのを防ぎます。野菜、肉、炭水化物をバランスよく取ることを心がけてほしい。
コロナウイルス感染対策その8:腸内環境をととのえる
免疫力を高めるためには、腸内環境を整えることが大切。腸は第二の脳とも言われ、非常に大事な部分。ここが弱ってしまうと免疫力もさがってしまうので、乳酸菌を取り、便秘、下痢などの不調にならないように気をつけたい。
乳酸菌B240が腸内環境を整えるのに効果的というデータもある。
コロナウイルス感染対策その9:緑茶を飲みまくる
緑茶にはカテキンという成分が含まれている。このカテキンには殺菌作用、抗ウイルス作用があり、細胞にウイルスがつくことを防いでくれるのだ。
緑茶を定期的に飲むことで、殺菌作用もあるし、利尿作用もあることから、いらないものを体外に排出する働きもしてくれるのである。そのうち緑茶が今度は「買い占め」になる可能性もあるので、今のうちに仕入れておきたい。(適量を、ね。)
コロナウイルス感染対策その10:常に体を温める対策を
体温が高いほうがいいというのは聞いたことあるかもしれないが、ガンになりにくいのも体温が高い人。一体なぜかというと、 体温が高いほうが、ウイルスと戦ってくれる白血球の活動が活発になるので、菌やウイルスに負けにくくなるのだ。だからこそ風邪をひいたときは体が体温を上げ、白血球の働きを促進するのである。むやみに解熱剤を飲まないほうがいいのはこのためだ。
それを応用すれば、常に体温が高いほうが、もしコロナウイルスに触れたとしても症状が出る確率も、酷さも抑えられるはずだ。まだワクチンも薬もないので、頼れるのは自分の自然免疫力だけなのである。
追記:もし熱が出てもイブプロフェンは服用しない!
2020年3月17日、イブプロフェンがコロナウイルスに感染した際重症化を引き起こしてしまうかもしれないという事をWHOが発表した。WHOは17日発表だが、14日にはすでにフランスで発表され、各国ではイブプロフェン以外のもの(アセトアミノフェン使用など)の薬が在庫切れまで怒っているところも。
トイレットペーパーはデマだったが、この薬に関しては、イブプロフェンが免疫機能に働きかける何かが原因の可能性もあるということなので、今は避けた方がいいだろう。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
コロナウイルス予防策まとめ
色々騒がれてはいるが、結局は自己免疫力を保ちつつ、精神的にも気にしすぎてストレスを溜め込むよりは、適度に気をつけながら日頃の生活を楽しむことも大切なはずだ。
とはいえ、お年寄りは若い年齢層に対するとかかったときに重症化しやすい。 いつの間にか保菌者になっていることもありうるので、会いたくても少し控えたほうがいいだろう。
最近ではお年寄りにもわかりやすくすぐ使えるテレビ電話機能もある。しばらくは、こうした「ネットを介した」ふれあいにとどめておくべきかもしれない。