ありがとう、ごめんなさい、こんなのは、3歳の子でも言える子は言える。だが、反対に20になっても30になってもはたまた50になっていても、言えない人は言えない。
それが赤の他人ならまだしも、自分の彼氏だったら確実にイライラするだろう。友達に相談したら「別れれば?」なんていう人も出てくるかもしれない。
でも、それでも彼が好きなら、あなたが言われないのになれるか、彼を変えるしかない。ただ今回の 「3歳児でも言える問題」は、彼を変える方がいいだろう。
なので今回は、ありがとう、ごめんなさいが言えない彼氏を、言えるように教育していく方法を伝授する。
●目次●
ありがとうが言えない理由:「ありがたい」と思っていないから
ありがとうはそもそもどんな時に言うか? なにかを人がしてくれて、「有難い」と思う時に使うのがありがとう。これは昔から変わらない。
ありがとうを言わない彼氏は、外でもありがとうを言わないのだろうか?一切言わなければ友達なくしそうだし、会社でもボコボコにされるだろうから、おそらくだが, 外ではちゃんと必要に応じて言っているのだ。
じゃあ、なぜ彼女のあなたに言わないか?それは、「ありがたい」と思っていないからだ。ありがたいと思わないのはどういう真理か?
そう、 「してくれて当たり前」と思っているから、「ありがとう」を忘れているのである。
ということは、「してもらうのは当たり前じゃない」と分からせないといけないのだ。小学生の教育のような話だが。
彼氏にありがとうを言わせるには、「ありがたいこと」だと気づかせる
そう、「してもらって当たり前」と思わなければ、彼氏だって「ありがとう」の5文字は使い慣れているはずだから、あなたに対してだって使うはずなのだ。
じゃあ、どうやって「当たり前じゃない」と思わせるのか?答えは非常に簡単である。
ありがとうを言わせたいときは、ありがとうと言わせたい事項を「●●したよ」と報告する
例えば、彼氏を楽させてあげようと、家に行った時に溜まった洗濯物をしてあげたとする。家に帰ってきたら、綺麗に片付いている洗濯物。
気づかないというツワモノもいるかもしれないが、「あ、片付いてる。」で終わる人もいる。
それを、ラインでも直接でもいいが「洗濯しておいたよ」と直接伝えれば、「ありがとう」と返してくれる人が多いはずだ。
というのが暗に伝わるのである。
「●●したよ」と報告してもありがとうがない場合
してあげたことを報告したにもかかわらず、ありがとうを言わない奴もいる。こちらだってわざわざ言いにくいことを言ったのに言ってくれなかったらイライラするだろう。
それは相当に「彼女がしてくれて当たり前」と思い込んでいる動かぬ証拠である。その場合は、はっきりと役割の棲み分けを教えてあげる必要がある。
「私はあなたのお母さんじゃないよ」当たり前だがリマインドさせよう
こちらが尽くしまくっていたら、常習化するので、それは気をつけるべきところではある。が、それでも感謝の言葉あってこそだ。
当たり前だと深く思い込んでいる場合は、はっきりと伝えよう。「●●くんに喜んで欲しいから頑張ったよ」など可愛く言ってもいいし、「当たり前にならないでね」と釘をさすのも一つ。
もしここで 「当たり前だとは思ってないよ」と言われたら、はっきりと「ありがとうの一言で頑張れるからそれは忘れないでね。」と念を押しておこう。
そして、自分もしっかり相手に小さなことでも感謝を伝えることを忘れずに!人間は鏡の生き物だから、されたことを自然と返している場合も多いです。
奢ってもらうのが当たり前になっていないか?迎えにきてもらうのが当たり前になっていないか?デートプラン任せるのが当たり前になっていないか?
自分でも一度見直しをしてみましょう。
ごめんなさいが言えない彼氏の場合の対処法
これも「ありがとう」が言えない彼氏と同様だが、 「悪いと思っていない」「悪いということに気づいていない」可能性が非常に高い。
なので、あなたがなにに対して「ごめん」が必要なのか、教えてあげる必要がある。
彼氏の教育とは実に子供の教育のようなものなのである。面倒ったらありゃしないが。
なので、子供のしつけと一緒。ただ、あまり上からいくと逆ギレするパターン、不快になって話が入ってこないパターンもあるので、あくまで下手に出てあげよう。
ひどいことを言われたなら、「今の言い方泣きそう」「その言い方はきつい」と伝えればいいし、自分が傷ついた理由の経緯を説明するでもいい。
例えば仕事でデートがキャンセルになって、相手が「仕事だから仕方ない」としか思っていなかった。でもあなたは、今日は彼氏の好きなものをご馳走しようと準備していた。
どちらが悪いわけでもないが、この場合、「ごめん」があればもっと気持ちよく許せるんですよね。その場合は、「実はあなたを喜ばせる準備してたんだ」など一言言ってあげるだけで、相手が「ごめんね」と素直に謝れるようになったりする。
明らかに悪いとわかっていて謝らず、相手がまだ切れたりしていない場合は「ありがとうとごめんなさいくらい言えるようになってほしい」とストレートに伝えるのも手。
「俺ってそれすら言えてないんか?」と意識させるきっかけになるのだ。
結論:ありがとうとごめんなさいが言えない彼氏には「子供と同じようなしつけ」が必要
結局、そもそも普通だったらこんな簡単なことはできるはずだから、できないのなら子供と同類。(もはや子供でもしつけのきいた子なら謝れるしありがとうも言える)。
ということは、しつけるしかないのである。ただ、子供と違って面倒なところは、無駄に年は重ねていて、プライドもあるのだ。
子供と同じように「ごめんなさいは!?」と上から行くのではなく、そこは大和撫子として、下手から、うまく育てていくしかないのだ。
「そんな煩わしいことしたくない」と思うのであれば、その彼との付き合い自体根本的に見直した方がいいのかもしれない。
あとがき:彼氏のしつけという名の教育は長〜〜い目線で
なんせ私はありがとうとごめんなさいが言えない彼氏に悩まされてきた。というかイライラさせられてきた。そして今も治ったかと言えば直っていない。
とうとう「お母さんと勘違いしてないよね?」と聞くと超不機嫌になった!でも、多分無意識の中で図星じゃないかな、と私は思っている。
とにかく、1回や2回、頑張って相手に言わせたところで終わりじゃないことは肝に命じてほしい。本当に、いい歳した大人を帰る、教育するってのは難しいから。