【国際遠距離が不安なあなたへ】別れて死ぬほど後悔した経験者が伝えたい3つのNG行動

国際遠距離恋愛。それは正真正銘の遠距離恋愛。東京←→大阪間だって立派な遠距離だけど、言ってしまえばお金さえ少し頑張れば、新幹線で3時間で会える。

だが国際遠距離ともなると簡単には会えない。時差があるとこだってあるから全然思うようにはいかないし、相手の見えない生活にやきもきしてしまうことだってある。

だからよく、「留学中にカップルの半分は別れる」と言われてしまうのだ。あながち、私の身の回りを見ても間違いではなかった。

かくいう私も、9年前国際遠距離恋愛をした。半年ほど遠距離した結果、あと2ヶ月で会えるという時に、私が振られる形で終わった。

理由は相手に好きな人ができてしまったから。

それだけ言ってしまうと、「彼氏が悪いね」で片付けられてしまうかもしれないが、実際そうではない。

この失敗エピソードを読むべき人はこんな人
  • 国際遠距離恋愛を控えている
  • 普段から素直に愛情表現できない
  • 基本強がる
  • ケチ
  • 依存症の人
  • 束縛がちな人

これに1つでも当てはまってしまうなら読む価値があると言えるだろう。個人的エピソードだが許容できる方に読んで欲しい。

国際遠距離恋愛を振り返って反省した事①愛情表現が苦手で努力しなかった

日本人カップルには特にある話だと思うが、愛情表現が素直にできる人、時々できる人、全くできない人、色々いるだろう。

日本にいて、頻繁に会えていたら、言葉の代わりに【愛情を態度で示す】といったこともできる。

当時の私の態度

現に私は、当時の彼氏とはほぼ毎日学校で会い、手を繋いで駅まで帰り、月に一回ほどは彼の家に泊まってもいた。

愛情表現ははっきりいって一切口頭ではしなかった。彼が毎日愛情表現をしてくれるのを、ニヤニヤと照れて受け止めていただけ。

でもそれで成り立っていたのだ。近くにいて、手も繋げる、キスもできる、一緒に寝ることだってできるから、言葉を補えたのだ。

そんな状態のまま、私はオーストラリアへ留学した。2009年当時はまだスマホなんて持ってる人はごく一部で、Skypeもスマホではできなかった時代。

毎日会い、毎日電話していた私たちは、週に1回ほどのパソコンでのSkypeで顔を合わせていた。

当時のSkypeでの会話
好きって言ってや
やだよー。態度でわかるやろ?
言葉で欲しい時もあるねん

ここまで言わせてた。ここまで言ってくれてたのに、アホな私はごまかし続けた。言ってしまったら、離れてしまう気がして、昔から好きな人への愛情表現が極度に苦手なのだ。

遠距離でしてはいけない行動を辛口に解説

「察して」「わかるでしょ」は禁句。環境も変わって、画面越しにしか会えなくて察するなんて無茶言うな。

恥ずかしいってだけで口動かせば「好き」くらい言えるだろうが。

 

「会いたい」って言うだけで相手は異国の地にいる彼女への不安をどれだけ解消できただろうか。恥ずかしい、も禁句。愛情表現も出来ないくせに、遠距離なんて求めんな。

国際遠距離恋愛を振り返って反省した事②会いにいかなかった

「え、そんなん会いに行くとか無理!」て思う人もいるだろう。これは本当にカップルによる。今までそんなに頻繁に会わずに平気だった場合はこの項目は当てはまらないので飛ばしてほしい。

当時の私たちカップル事情

遠距離が始まるまでは、前述した通り、ほぼ毎日と言っていいほど学校でも会えたし、毎日電話もしていた。デートも週に1回以上あった。とにかくいわゆる「ラブラブ」だった。

それが遠距離始まった途端、毎日電話はできない(当時はスマホで電話できなかった)、顔を見るのもできて週一回へと突然変わった。

そんな中共通の友人からは「会いに行くって彼お金貯めようとしてるらしい」とは聞いていた。私だって会いたかった。けども、たった8ヶ月の間に会いに帰るなんてなんかダメな気がしてしまった。

会いに来てくれるの嬉しいなと思いつつ、お金を援助したくても、当時私も学生で、クレジットカードは親名義だったので、チケット片道を出してあげるなども出来ないと決めつけていた。

事実、別れることになる1ヶ月前くらいに、彼がオーストラリアへ来るはずだった。でも、チケット代が高すぎて断念したという。

この時こうしておけばよかったと振り返る点

事実、会いたがってたカップルの中には、短い8ヶ月の間でも、こっそり日本に帰国し、(親にも言わず)、彼氏に会いに行った子もいた。(後に結婚した)。

お金は、後から稼げばなんとでも取り返せる。でも、「会う」という特権は、恋人の間しかない。(別れても会えるけど気まずい)。

あの若き多感な時期の8ヶ月は、今よりもずっと長く、一度会って愛情を確認し会えばまたお互いに会えた愛の貯金で遠距離も耐えられたのかもしれない。

何が言いたいかって、会いたくても「お金が、、」というのが理由なら、バイトでもなんでもして頑張れ、って話。「会える時にあっておけ」今私が過去に戻るなら絶対にそう言う。

国際遠距離恋愛を振り返って反省した事③連絡を義務化した

これは遠距離に限ったことではないが、「毎日連絡して」とお願いしたのは、良くなかったと思う。

当時の私のカップル事情

ラインというものが誕生するおよそ2年前だった。つまり、メールしかなかった。日本にいた時は毎日やりとりしてた。

留学に行った時も、比較的毎日やりとりしていた。だが、私たちカップルの国際遠距離恋愛は日本←→オーストラリアから、4ヶ月後オーストラリア←→アメリカへと進展する。

時差は当時13.5時間。そして、彼もアメリカという憧れの舞台で留学生活を満喫し始めたところだった。

毎日連絡が難しくなったことを、「連絡毎日一回は欲しい」と言ってしまった。それから彼は頑張ってくれてたけど、今思えば負担になっていったんだろう。

「残る側」と「残される側」

留学や転勤で遠距離になる場合、「残る側」と「残される側」がある。「残される側」が理解すべきなのは、「新天地で頑張っている」ということ。

そこで浮気を疑ってみたり、寂しいって喚いてみたりしたら、頑張ってる彼にとってあなたはどんな存在になるだろう?

「信じて待つ」ことも大切なのだ。遠距離を乗り越えるためには。

国際遠距離恋愛の失敗を振り返って:まとめ

国際遠距離恋愛は想像以上にしんどい。普段恋愛への優先順位が高ければ高いほど苦しい。でも、好きだからこそ一緒に乗り越えたいなら、以下3つは絶対に守るべきだ。

国際遠距離を乗り越えるためのNG行動3
  1. 束縛しない
  2. 愛情表現をきちんとする
  3. 寂しくなったら会いに行く

そして、これをいうと元も子もないし、胡散臭くなるかもしれないが、「運命なら乗り越えられる、乗り越えられなかった相手はそれまでの相手」であることも覚えておきたい。

完全に個人的だが、私は前述した3つの後悔が止まらなくて、復活するのに3年以上かかった。自分を責め続けた。

だから、遠距離にこれから挑戦する人には、少なくともこんな後悔で苦しんでほしくない。

やれるだけやってほしい。それでダメなら「それまで」だから。ステキな遠距離ライフが送れますように。

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