猫好きとしては一度は行ってみたいのは「猫島」。猫カフェは人によって猫が集められているが、猫島というのは野生の猫が多く住みつく島、いわば「天然の猫カフェ」なのである。
話には聞いたことはあったが、まだ行ったことはなかった。
今回、熊本県上天草市にある猫島に行くことができたので、情報をシェアしたいと思う。
熊本県の「猫島」とは?
熊本県にある猫島は、通常の名前を「湯島(ゆしま)」と言い、熊本県上天草市大矢野町の島である。本当か嘘かは分からないが、人口約300人ほどの町なので、猫の数の方が多いとも言われている。
- 江樋戸港から専用の小さな船が出ている
- 1日5本
- 所要時間:約25分
- 運賃:往復で1200円
- 子供(小学生まで)が往復600円、幼児は1人までは無料
いざ、猫島へ
江樋戸港に着くと、すでに、町の人に飼われている人懐こい猫ちゃんに遭った。ちゃんと島の人から餌をもらっていた。
私たちが乗ったのは15時の便。帰りの便は16時。これを逃すと野宿になるので、船の時間は事前にしっかり確認しておきたい。
船は外も中も自由に選べたので、外でしっかり海と景色を堪能した。
湯島に到着!
湯島の猫体験
湯島に着くと、早速猫ちゃんを発見した。発見したというどころではない、次から次に猫ちゃんが現れる。
そしてこの猫島の猫の特徴なのか、みんな鳴いて自分の存在を主張してくる。人を恐れている様子はみじんもない。
中には子猫もいて、一丁前に自分の存在を鳴いてアピールしている。おそらく、島の人から餌をもらっているのかな、という感じだった。
もはや私たちの後をついてくる猫も沢山いた。ただ、猫は縄張りが厳しい動物。自分の縄張り範囲だけ追いかけてきて、そこを私たちが出てしまうと、それ以上ついてこようとはしなかった。
もはやどれくらいの猫ちゃんに出会ったか分からないくらい大勢いた。少し歩けば「ミャー」という声が聞こえてくる。集団で仲良くしている猫たちもいれば、1匹でベンチの下などにたたずんでいる猫もいた。
猫カフェよりもずっと愛想があるのでオススメ
往復1,200円をどう取るかだが、これだけ愛想のいい猫に20匹以上会えるのであれば、猫カフェに行くよりよほど楽しめると私は思う。
皆人間を恐れていないし、色々な猫を撮影することもできる。みんな人を恐れていないので、一緒に撮ることも容易だ。
ただし、前述した通り、猫は縄張りの厳しい動物なので、抱っこして移動などはご法度。猫ちゃんがケンカして怪我してしまうので、猫好きならば、マナーを守って楽しんでいただきたい。