あなたは大人気避暑地、上高地に行ったことはあるだろうか?実は大阪からでも、上手く予定を組めば1泊2日で堪能できるのだ。
今回は上高地が大好きすぎて10回以上訪れている友人が、1泊2日の大阪←→上高地ツアーを企画してくれたので、参考にシェアしたい。
上高地近くで人気の飛騨高山も寄れるし、夏も満喫することができた。説得力を加えるとすれば、全員「上高地ってなんぞや」って思ってたのにしっかり楽しめたので、上高地好き友人にアッパレである。 このままマネしてもらうと失敗しないだろう。
●目次●
大阪←→上高地旅行 1日目(日曜日)
さて、朝は何時出発かと言えば、家を6時に出るくらいのつもりがいいだろう。高速道路に近いところであれば6時でもいいが、大阪は大阪でも南の方であればもう少し距離が伸びるので、5時半に出発くらいの心持がオススメだ。
もう少し後の出発になると、旅行先を楽しむ時間が減るのは勿論だが、道路が混む可能性が大いにあるのだ。ただでさえ長い道のりなので、ここは渋滞なく行きたい。
10:20 郡上八幡散策&食べ歩き
さて、順調に行くと、10時過ぎには郡上八幡に着く。水と踊りの都と呼ばれるこの場所は、水路のすぐそばに古い家屋が立ち並ぶ、風情ある街並みを堪能できる。
そして、この場所の釣りスタイルが「川に入って釣る」スタイルなのも見ものだ。
そして、ここは景色もさることながら、食べ歩きもできる。まず逃したくないのは「飛騨牛コロッケ」だ。
丸一精肉店の飛騨牛コロッケ
このお店はすごく人気らしい。というわけで、全員ここでコロッケお買い上げ。ふむふむ。外がサックサクで、中はしっかり飛騨牛を感じ・・・られる!(バカ舌なので、「これが飛騨牛か~」とはならなかったのが正直なところ。でも、こういう場所にきたらご当地楽しみたくなる人や、グルメな人にはお勧めだ。
魚昌の鮎の塩焼き
写真好き用に(?)アユの塩焼きの模型と、その横に本物の塩焼きが並べて売られている。焼きたてで有名なのか、多くの観光客が群がっていた。
くま家の五平餅
小腹が空いた人用の小さいサイズと、レギュラーサイズの2種類用意してくれているのが嬉しいところ。その差は50円なので、食いしん坊の私はレギュラーサイズにしました(のちの食べ歩きには響くかもしれないので、欲をかかないようにしましょうw)
喉が渇いたらお水も飲める
水の都ということでお水が美味しいらしく旧庁舎記念館前の水船のところで、なんと天然水を飲むことができる。コロナ禍が終わったらぜひ試してほしい。
12:30 下呂温泉街
さて、いよいよかの有名な、下呂温泉へ。と言っても真夏の炎天下というのと飛騨高山の観光も控えていたため、温泉には入らず足湯だけ堪能した(冬なら間違いなく温泉必須!)。
インスタ映え◎しらさぎ横丁でチュロス
しらさぎ横丁には、大黒天も祀られていた。恋愛、子宝、金運、勝負運など、それぞれ願いごとにサルボボがいて、サルボボの絵札に顔を描き、願いを書くこともできる。
何と言ってもオススメは、インスタで話題の「カエルチュロス」。
なぜカエルかと言えば、下呂温泉だからというダジャレからきているのだが…乗っからずにはいられないくらい、「映え」なのだ。値段は税込み580円とかわいくはないが、味も美味しかったので良しとしよう。
ゆあみ屋で足湯
せっかく下呂温泉に来たのに全く温泉水に浸からないのはもったいないので、足だけでもということで足湯。
真夏でも、ゆあみ屋は日陰に足湯があるのでそこまで暑くはなかった。
インスタ映え◎「水明館」にあるエビアンでカエルのティラミス
私たちが旅行で行った際は早くも売り切れでした・・・。14時頃だったかな・・・・。本当に食べたかったら午前中に行くのがきっとオススメです。要は人気です。残念。悲しいのでインスタ画像だけ。
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15:00 飛騨高山
いよいよ飛騨高山です。高山ラーメンが食べたいところですが、夜は夏を感じながら飛騨牛を堪能するバーベキューなので、ここはラーメンは明日に回します(食べるんかい)。
ミッフィー好きは悶絶!ミッフィーおやつ堂
ミッフィーちゃんが好きな人は絶対行って損はしないおやつ堂。買い物すれば紙袋も買う権利があるのだが、これがまたかわいい。ミッフィー好きの知人がいる場合も、お土産に買っていけば喜ばれること間違いなし!
お土産屋さんをめぐる
飛騨高山ならではのお土産だと、上高地に比べると人とかぶりにくいです(上高地が圧倒的人気のため)。なので、飛騨高山のお土産もチェックしておくと◎
スーパー
夜の宴のためにスーパーも寄って飲み物、おやつ確保。旅館についてしまえばもうコンビニもスーパーもないから注意。
16:30 旅館むら山に到着
昔ならではの古き良き旅館。
エレベーターは何と4人乗りなのでびっくりしたが、それも面白かった(荷物持ってたらぎゅうぎゅうです)。部屋は12畳はあったかな?
布団も敷いてあるから、ひと眠りもできます。
18:00 BBQスタート
避暑地を舐めたらアカン。この時間になるとすでに肌寒く、半そで1枚では耐えられなかった。かといって、BBQなので、火さえついてしまえば、ちょうどいいっちゃいいが、念のため上着はあった方がいいだろう。
今回は4人で泊まっていたので、BBQの内容を飛騨牛食べ比べコース(計160g)を2セット、満腹コース(焼肉計300gの他に骨付きフランク、フライドポテト、焼きそば付き)を2セット注文していた。結果から言うと大正解。高級飛騨牛も食べれてかつ、満足いく量の肉や料理を堪能することができた。
締めは両コース合わせて焼きそばと焼きおにぎりが食べられたのでこれもまた大満足だった。
21:00 お風呂
露天風呂はないが、キレイな内湯があり、ちゃんと温泉だった。
22:00 宴
すでに仕入れてきたお酒とおやつでお部屋飲みスタート♪ただ、なんせスタートが6時なので、みんな沈没も早かった。笑
大阪←→上高地旅行 2日目(月曜日)
8時に宿を出て、いざ、上高地へ向かう。実は上高地へ車で向かうのは、途中までしかできない。自然保護のため、途中からはシャトルバスかタクシーで向かうことになるのだ。
この時は毎時20分と50分に発車とのことで、私たちは9時20分のシャトルバスに乗ることにした。
ちなみに、バスとシャトルバスの値段は、4人で行けば1人500円の差なので、バスが苦手な人はタクシーで行くのもいいでしょう。
- バス・・・往復2090円/人
- タクシー・・・往復10000円/台
失敗から学べ①バスの前にトイレは済ませておこう
まず、上高地まではバスで約30分かかる。トイレは済ませておこう。なお、上高地でトイレに行こうとすると、なんとチップ制で、1人1回100円ほど払う必要がある。100円ですが、トイレするだけで・・・と少し思ってしまうので、余裕があれば済ませておきたい。
失敗から学べ②上着は必須
上高地は真夏でも暑くない。それどころか、木陰に入ったらクーラーガンガンにしたくらいに寒い。なので、寒さに弱い人はパーカーなど、少し生地が厚めの上着を持っておくのがベター。
日向にいればそれなりに暑いですが、絶対に上着はあるほうがいい。
無事上高地到着!
上高地に着くとまず目に飛び込んでくるのがお土産屋さん。ついてすぐはお店がにぎわっているので、小腹が空いていたら何か買うのもお勧め。今回私たちは、名物の薄皮おやきを買い、川の近くで食べました。
河童橋を遠くから見るのも絶景
少し森(?)の中の道を歩いて抜けると、河童橋と、奥にはきれいな緑色の山が見える。まさに絶景!もちろん河童橋の上から見る景色も絶景だけど、ココからも写真は撮っておくのがおすすめです。
いざ河童橋へ
さて、噂の河童橋へ移動です。ここには本気の登山組もいます。ただ、上高地へ行って思ったのは、マナーが非常にいいです。誰かが写真を撮っていたら終わるまで待つ、もしくは撮ってあげる、通りすがりに挨拶をするなど、山の文化には驚きました。
河童橋で美しい景色をバックに写真を撮るのは定番なので、遠慮なく同じような観光客に声をかけて撮ってもらいましょう。
せっかくだからきれいな川には足をつけて
ここで絶対試してほしいのは、上高地のきれいな水へのダイブです。ダイブと言っても、足だけです。入れれば分かります。全身なんてまず無理です。というのも、このキレイな透明の川は、山からの水なので、めちゃくちゃ冷たいんです。
友人と「誰が最後まで冷水に我慢できるか」足を浸けて耐久レースをしましたが、1分も持たなかったくらい、本当に冷たいです。夏にこんなに冷たい水を感じられるのは新鮮でした。
森林を歩くのも◎
水を堪能したら、散歩道(?)も歩いてみましょう。木陰なので暑くないですし、木々から見える景色も美しくて、日ごろの喧騒を忘れることができます。
1泊2日なのでボーっと何時間というわけにはいかないですが、それでも結構癒される時間はとれます。
このプランそのままマネするのであれば滞在時間は到着後3時間半ほどです
上高地のアップルパイは絶対食べて
TROIS CINQというお店のアップルパイは、上高地のNo.1のお土産だそうです。テラスや店内でもイートインできるので、是非ここは食べることを強くお勧めします。アップルパイ1/4とドリンクで1000円ほどです。
ホールで食べれるのではないかというくらい美味しかったです。これは逃したら損します。私はアップルパイ大好きな友人にも郵送しました。友人も後日食べて大喜びでした。
帰りのバスは混雑の可能性も(13時20分頃)
私たちは13時半前にバス停に着きましたが、定刻のバスは満員になり、あとちょっとの所で乗れずでした。友人の話では、シルバーウィークなど、大型連休と重なると、何百メートルものバス待ちの列ができることもあるんだとか。
登山客が下りてくるタイミングと重なるとかなり混雑が見込まれるので、少しそのあたりも余裕を持った行動をお勧めします。
飛騨高山へラーメンを食しに移動(14:00発)
さて、もうあとは大阪へ帰るだけなのですが、と言ってもせっかく飛騨高山まで来て食べてないのはもったいないので、飛騨高山にルートも同じなので寄ることにします。
そして、まさごそばというラーメン屋さんで飛騨高山ラーメンを実食。非常にシンプルで、だけどすごくおいしいラーメンでした。
大阪~上高地1泊2日は堪能できる
「上高地1泊2日なんて無茶では?」と思うかもしれませんが、1日目の早起きさえ頑張れば、十分可能です。
1泊2日であれば、有給がとりにくい会社で働いている方でも現実を忘れに気軽に行くことができます。今回は色々寄り道をしましたが「1泊2日上高地でとにかくのんびりしたい」という場合は、ちょっと贅沢ですが、上高地に宿をとって、1泊2日堪能するのもいいでしょう。
友人がずっと泊まりたがっている上高地の宿はホテル白樺荘です。
ただ、せっかく行くなら色々堪能したいという方は、今回のプランを真似ていただければ色々楽しむことができるのでご参考に!
ちなみに2泊以上できる人は、同じく岐阜県で出来る、廃線の上を走る「ガッタンゴー」に行くのが非常にお勧めです。体験記事はこちら。