海外に一時的に移住したからと言って、日本の電話番号を手放せるかというとそうもいきません。なにかと認証には日本へのSMSを介することも多数。
格安モバイルもいろいろあるものの、いったいどれが便利なのでしょうか?
筆者は海外移住2年目、いくつか試した結果楽天モバイルに落ち着きました(毎月2GBまで海外データローミングが使えるのが安心材料)。この記事では海外で日本の電話番号を使う方法をしっかり解説していきます。
\海外でも着陸後すぐネットを安心して使いたいなら/
●目次●
長期滞在向け:日本の電話番号を維持するための安いサービスの選び方
端的に言うと、番号だけ最安で維持したいならpovo、到着直後から少しでもデータを使いたいなら毎月2GBが付く楽天モバイルや現地eSIMとの併用がおすすめです。
現地の格安SIMやeSIMを活用する
渡航先の空港やオンラインで購入できる現地SIM/eSIMはやはり日本のサービスを使い続けるよりも安価にすみます。日本のSIMをサブ回線に残し、データ通信は現地回線に任せる2つのSIM併用が移住者にはお勧めです。日本側を楽天モバイルにしておけば、軽いデータは毎月2GBの範囲でまかなえるので、大容量プランを現地で買わなくて済みますよ。
一番安いのはPovo
「電話番号だけ残したい」場合はpovoが調べた中で一番安いです。180日に一度トッピング等の有料利用が必要なので、維持条件を忘れないようにしなければならないのが唯一の注意点です。 一方、到着直後から少しデータを使いたい、日本への発信の機会もあるなら、楽天モバイルのように海外ローミング枠が毎月付く回線を持っておくと身軽です。
国をまたいだ移動が多い人は楽天モバイル一択
現地のSIMは安いのが魅力ですが、ちょっとした海外旅行でもまた新たにSIMを手配しないといけないのが難点です。ですが楽天モバイルは多くの国・地域で使えるので、とりあえず海外に行って、足りなくなったらギガを買い足せばOKです。手間やコストを考えても現地SIMに近しい値段で利用できます。
一部非対応の地域もあるのでそれは注意してくださいね。
\自分の行き先が使えるかをチェック/
日本の電話番号を海外で使う最適な方法
よほど移住歴が長く、すべての拠点が海外でない限りは、基本的には日本の電話番号を維持したいですよね。ローミングをするのが一番簡単です。ただし、メインキャリアはもちろん格安キャリアを選んだとしても、現地のSIMよりは高くつくことが多いです。
私は日本の番号をキープしたくて、当時一番安価だと思ったmineoを契約し、最低プラン(月600円ほど)で維持していました。海外からもSMSが受信できるのでこれは満足でした。
その後、mineoよりは高いものの、国をまたいでも毎月2GBまで海外データ通信が使える点にひかれて、楽天モバイルに乗り換えました。
短期滞在向け:ローミングサービスを利用する
短期滞在であれば携帯会社のローミングが圧倒的に便利でおすすめです。日額でデータが使い放題なので、日本と変わらず不自由なく使えるようにしたい場合は少し高いですがこちらが便利です。
安価に抑えたいなら楽天モバイルにしておけば毎月2GBまで海外データローミングが通常の日本で使う月額量(最低980円)に付くため、頻繁にSNSを更新しない、YouTubeをWi-Fi下以外では見ないとすれば十分賄えます。
そして足りなくなっても1ギガ500円で買い足しができるので非常に便利です。

主要キャリアの海外ローミング比較表
キャリア | 無料データ量 | 料金の目安 | 特徴 |
---|---|---|---|
楽天モバイル | 毎月2GBまで | 超過時は1GBごとに追加可能 | 約90の国と地域に対応。軽い利用なら追加費用を抑えやすい |
ドコモ | プランにより特典あり | 日額定額/対象プランで海外分を含む場合あり | 国内プランの条件次第で短期滞在に向く |
au | プランにより特典あり | 日額定額/対象プランで無料日数特典あり | 提携国が広く安定性に定評 |
ソフトバンク | プランにより特典あり | 日額定額/キャンペーンで無料日数あり | 長期滞在向けの追加オプションも |
楽天モバイルは毎月2GBまで海外データが使え、楽天ユーザー限定のRakuten Linkアプリ経由の国内通話が無料になるケースもあります(相手先や条件によって異なります)。特別な事前手続きが不要で、普段どおりの感覚で渡航できるのも気に入っている点です。

\旅行前の“とりあえずつながる”を確保/
まとめ
「日本の電話番号を海外で使う」方法は複数。短期はローミング特典の有無、長期は現地eSIM+日本回線の2本使いがおすすめです。中でも楽天モバイルの毎月2GBはある程度のネット利用が日本の基本料棋院だけでできるのでいざというとき便利です。必要に応じて現地eSIMと組み合わせれば、ムダなく快適に運用できますよ。
