【知らなきゃ損】異動したけど辞めたい!退職する前にしておくべきこと一挙解説

異動したけど退職したい人がするべきこと


春は人事異動・転職の季節ですね。かくいう筆者も、別部署に人生で初めて異動しました。

異動後、仕事がおもしろかったり、やりがいがあったり、人間関係がよかったりといい方向にいけばいいですが、「異動なんてしたくなかったのに」なんて人も多いはず。

そんなときの選択肢とは。「退職?」「我慢する?」というのを、自分で調べたことと経験をもとにまとめました。

こんな人は読むべき
  • 人事異動を命じられた人
  • 異動先が不満な人
  • 転職を考えてる人

異動先が合わない理由を書き出す

make a list

合わない合わないって言いたいのはわかりますが、そもそも何が合わないんでしょう?人間関係?仕事の難易度?仕事の内容?業務量?

理由に向き合えば、もしかしたら慣れれば解決されるかもしれないからです。

業務量だって多く見えても、慣れれば時間短縮だってできるかもしれません。人間関係だって、実は周りの人が人見知りで、まだあなたに心を開いてないだけかもしれません。

難易度だってそう。一つや二つ「何となく辞めたい」だけなら、「もう少し頑張ってみるべき」と言わざるを得ません。



実際に書き出してみて、どうでしょう?「こんなもんか~」ってなりましたか?大したことないと思ったなら、まだ今は異動先で頑張り時かもしれません。

「やっぱりそれでも辞めたい」というのであれば、次のステップに移りましょう。

ちなみに私が転職を決意した今の辞めたい理由リストはこちらです。

キャリーの辞めたい理由リスト
  • 平成31年だというのに昭和30年並みのアナログな仕事方法
  • 英語を使いたくて入社したのに英語を使う業務が異動でゼロに
  • 人間関係のぎくしゃくした部署である
  • やりがいを感じられるポイントが一つもない
  • 成長も見込めない(年功序列がすべての会社)
  • そもそも家から遠い
  • 今年から方針が変わり「残業やれやれ」に
  • 8時に退社するときも事務が誰一人帰っていない
  • 営業の奴隷のような事務仕事
  • 基本給の安さ

とまあ出るわ出るわ。ここまでたまったので、退職を決意した次第です。

極めつけは「残業増えるのは仕方ないですから頑張ってください」って全社員ミーティングの時に社長直々に言い出して、いよいよやめようと思ったよ。

リスト内容にもよりますが、8個以上出た時点でいよいよ退職を考えてもいいのでは?と思います。もしくは、たった一つでもそれが許せないことなら、人生一度きりですからね。

異動したてだけど…辞め時は?

悩む女性

理由を考えてみても、やっぱり辞めたいなら、退職しましょう!でも、いつ辞めるべきなんでしょう?辞めるタイミングについての記事はこちら

異動をしたとなれば、周りの人や前任の人から、毎日たくさん業務を教えてもらって引き継いでいますよね。

せっかく教えてもらったのに申し訳ない

っていうのも当然あるでしょう。でも大事なのはそこではありません。会社は何とか回っていくのでそれは気にする必要はありません。もっと大切なのは、「辞めた後、胸を張って転職活動時の面接で理由を説明できるかどうか」です。

転職であれば、90%の確率で「前職を辞めた理由」を聞かれます。その時に「何が合わなかったのか」きっちり答えられるように準備する期間は必要だということです。

異動直後だと結局何が合わなかったかなんてうまく探せないからね

ちなみに、たとえ異動先の人間関係が本当の理由だったとしても、「人間関係が合わなくて」は転職時の面接ではNGです。

「うちでも合わなかったら辞めるの?」と思われてしまいます。なので、自分の中でしっかり理由を言えるようになるまではもうすこ~しだけ、頑張ってみるほうがいいのではないでしょうか。

漠然ともう少し頑張る、だと絶望しそうなので、目安としては3か月、または次のボーナス貰ってから、など自分と相談して、頑張れるとこまでにしましょう。心身壊したら意味ないので、無理しないようにね。

在職中に一度転職エージェントに相談してみよう

転職エージェント相談

転職活動をしろ、というのではありません。(それも大事ですが、それはあなたの好きなタイミングですればいいです。)転職したい理由をプロに話す、自分の中で人に話すことで、辞めたい理由、次にどうしたいかが明確化するからです。

心の整理ならノートに書くんでもいいんじゃないの?まだ次何したいかわかんないし

と思うかもしれませんが、ここでプロに話すことで、今のあなたに見合った求人を紹介してくれるところ、そのために必要なスキルなど裏情報も聞けるので、「在職中に最後何を達成しておくべきか」が分かるんです!

退職前に、転職の際活かせるスキルを身につける!?

在職中は、仕事のスキルを身に着けるのに一番の舞台です。だって仕事をしながらスキルを磨けるんです。例えば事務職をしていて「転職をしたいし、給料も上げたいから、アシスタント業務にチャレンジしたいかも!」と思ったとします。

アシスタント業務につきものなのは、Excel、パワーポイント、ワードなどのMicrosoftを使った業務。スケジュール管理などを求められる場合もあります。

今の業務がExcelを使わない業務だったとしても、今から工夫次第で、効率化という理由の元スキルアップを兼ねて使うこともできるんです。

今アナログな会社で全部電卓をたたいて計算してたとしよう。それを、エクセルでやったっていいじゃないですか。

1200+500+300+380+900・・・みたいな感じで請求書の数字合わせに電卓をたたいているなら、マス目一つ一つに数字を入れて最後SUM()だけで計算できるエクセルの方が実は効率もいいんですよ!

で、時間の空いたときに、平均AVERAGE()や、割り算、条件付きセル書式など試して覚えていくと意外とExcel知識を深められます。

パワーポイントだってそう。今使っていなかったとしても、ふと誰かが資料を作らないといけない状況を発見したときに「私お手伝いしましょうか?」って言うだけでもいい。このエピソードを切り取るだけでも面接でこんな1文が言えるようになるんです。

私は前職は確かにアシスタント業務ではなかったので事務作業のみでしたが、時間を見つけて、営業さんのプレゼン資料を自ら積極的に作成していました。おかげでプレゼン資料は基本的なものなら売れます

もし勢いに任せて辞めてしまっていたら、次に転職したい会社に必要なスキルを身に着けることなく辞めてしまうので、結果的に希望の職種に着けなかったり、自分で独学で家でしなければいけなくなったりするわけです。

なので、次のゴール(つきたい仕事)に必要な要素を知る意味でも、転職のプロに相談しておくのは無駄じゃないんです。

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在職中にバイトしてみて次の業種を考えるのもアリ

ひきよせ 

まだその年に辞めると決めていないのであれば使えない手ですが、もう今年中に辞めることを心に決めている場合は、バイトをするのも1つです。

今の仕事を辞めて、接客をしたいかもしれないと思うなら接客業のバイトを、アパレルに興味があるならアパレルのバイトを、事務職に興味があれば事務職のバイトをしてみたらいいのです。

通常年末調整でバイトがバレるので、その頃に辞めてるなら大丈夫ですからね。私は、車のショールームの受付に憧れて、まずはバイトしてみようと思い前職の在職中に挑戦したことがあります。

結果向いてないことに気づいたのでなんだかんだプラスです。お小遣いも手に入るし。

辞めてから転職する場合はお金があるに越したことはないので、なんでも興味のあるものをやってみるといいでしょう。

在宅で気軽にできる仕事もたくさんありますよ!まだまだ自分が何をやりたいかわからないなら、なんでも試してみるべきです。

辞めるって言うのが怖い…タイミングは?

落ち込む女性

退職って本当に言い出しづらいですよね。そして、退職したい日付からどのくらい前に言うのが妥当なのか?悩む人は多いと思います。

一応法律も紹介しておきますと、 法律上は2週間で退職できます。

1か月前じゃないの!?

そう、よく勘違いされるんですが、それは会社側の希望ですね。希望といっても、最低限というのが現実のところでしょう。会社によっては、「うちは半年前に言ってもらわないと」なんて言うところもありますが、効力はありません。聞き流しましょう。

ですが、やはり2週間前というのは本当に追い詰められた時の話。後々の人間関係も保ちたい場合、2週間となると「非常識」レッテルも貼られてしまいますし、非常に気まずいです。なので、やはり1か月~2か月前というのが妥当という結論になります。

筆者は全部2か月前です。笑

どうしてもあと〇か月いてくれ、など引き延ばしを要望される場合もよくあります。自分自身がいいのであれば応じ、そうでない場合は 「どうしても自分の伝えた期限までに辞めなければいけない」という強い意志を見せましょう。

何度も言いますが、会社に2週間以内に辞める以外の強制力はありません。

筆者の仲良かった先輩は、1か月後の新しい会社への転職を決め、1か月弱以内に退職の意思を伝え、ちゃっかり有休も2週間消化して辞めていきました。

実質伝えてから2週間です。次が決まってたから、会社も伸ばしようがなかったんだとか。

辞めるって言うのが怖い…理由は?

仕事が嫌だ

「異動したてでどうやって理由を言ったらいいかわからない」というのもよくある悩みだと思います。

シンプルに異動が原因ならばそれを伝えてしまいましょう。前述のとおりある程度期限を決めて「頑張った」のなら、その旨も伝えます。会社は退職者が出ることにもある程度免疫はありますので、心配しすぎる必要はありません。

例えば繰り返しですが、筆者が下記の理由で辞めたい場合の退職を伝える時はこんな感じで伝えました。

キャリーの辞めたい理由
  • 平成31年だというのに昭和30年並みのアナログな仕事方法
  • 英語を使いたくて入社したのに英語を使う業務が異動でゼロに
  • 人間関係のぎくしゃくした部署である
  • やりがいを感じられるポイントが一つもない
  • 成長も見込めない(年功序列がすべての会社)
  • そもそも家から遠い
  • 今年から方針が変わり「残業やれやれ」に
  • 8時に退社するときも事務が誰一人帰っていない
  • 営業の奴隷のような事務仕事
  • 基本給の安さ
筆者の伝えた退職理由
○○部長お話があります。

先日異動いたしまして、 3か月ひたすら業務を覚え、効率化をはかろうと努力してきましたが、どうしても働き方が合いません。もともとアナログがすごく苦手なのもありますが、その改善も規模が大きすぎて私だけではかないませんし、周りにそれを強制することはできません。

仕事の仕方が合わないのもありますが、もともと私はこの会社で「英語をバリバリ使って仕事をする」という意気込みで入社してます。それが、全部署でもそこまで英語の使用頻度は高くなかったですが、ゼロになるというのはあまりにもお話が違います。

異動は移動としてもちろん受け止めておりますが、今後在籍しても、モチベーションをもって仕事ができないため、異動後まもなくで申し訳ありませんが退職させていただきたいです。

まあまずはこんな感じですね。辞めたい理由リストを作ったからといってすべて言う必要はありません。その中から厳選して強く言える理由のみ伝えます。

回りくどくいっても仕方ないので、 とにかく辞めたい理由と今後いても会社の利益にならないことを伝えるといいでしょう。

どうしても自分で言いづらい場合は退職代行サービスもアリ



ちなみにどうしても自分で退職の意思を伝えるのが怖い場合は、退職代行サービスを使うという手もあります。ここ最近聞きなれ始めたサービスですが、転職が当たり前になりつつある今もっと利用が増えてきそうですよね。

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退職代行を使って同じ会社の人がやめた友人に話を聞きました。

新卒2年目の子が突然会社来なくなったと思ったら退職代行サービスを使って辞めた。

会社もそれにNOとは言えず、社宅まで借りてたのに全て代行の人が手続して1度も会社に来ずに辞めていった。確かに煩わしいその後の人間関係とか苦しまずに全部やってくれるなら3万は安いかもなって思ったよ

とのこと。 やはり会社は無理強いして止めることはできないようです。まあ、即日辞めてしまうのは後に残る人に多大な迷惑がかかるので、マニュアルを残すなど、最低限のマナーは守りたいところですけどね。

この退職代行サービスのサイトによると、会社が訴えを起こすこともできますが、裁判費用などが会社のわりに合わないため、今までも訴訟になったことはないそうです。そりゃ社員1人やめるだけで裁判してたらもったいないですもんね。

無料でLINEで相談もできるらしいよ!まずは話を聞いてもらってみるのもありですね!退職のプロに!!

異動後辞めるまでにやっておくべきことと心得

転職

できることなら「立つ鳥跡を濁さず」。きれいに辞めれれば一番いいですよね。そのためにも、最低限やっておくべきことがあります。辞める意思が決まった段階からしっかりやっていきましょう。

1.引継ぎはしっかりと!

異動したてですから、前任の方が同じ部署にいる場合はそこまで丁寧にしなくてもノウハウを知ってる人がいるのでいいでしょうが、もう辞めてしまっていたり、他部署に行っていた場合、今自分が行っている業務をしっかりと引き継ぐ必要があります。

あなたがやめた後は、一時的に人数も減りますし、誰かがあなたの代わりまで背負うことになるのです。(その後人を雇うとしても)。なので、最低限引継ぎ漏れはないようにしましょう。

一番効果的なのは、簡単でいいので、マニュアルを作ること。初心者目線に立ってつくりましょう。異動後間もないのであれば、最初にとったノートを見ながら、スクリーンショットや現物サンプルを多用して作るとわかりやすいです。

マニュアルに時間をかけすぎなくていいです、必要情報があれば。画像を使って分かりやすくしましょう。エクセルやパワポが苦手なら手書きで書いてあげてもいいです。

マニュアルだけで満足するのではなく、そのマニュアルを一緒にみながら引継ぎしましょう。意外と自分が分かっているから省いていても相手はわからないという事があるものです。

2.冷たい目線は気にしない

多少なりとも、辞める意思を伝えると、冷たくなる人が出てきます。寂しがってくれる人は大事にすればいいですが、後ろ指をさされる場合も放っておきましょう。 「考え方としてはどうせ辞めたら一生会うことはない。」と考えると楽になります。

唐突に異動直後辞めた先輩がいるのですが、在職中後ろ指は指されたものの、退職の旨を伝えた後はすごく清々しそうで、人の目など気にも留めてませんでした。そして、退職したその日、「会社の一歩外に出た時の快感はやばかった」とのこと。

ちょっと気まずいのは自由になるための代償だと心得よ。

3.辞めた後の計画をしよう

辞めた後まずはご褒美で旅行ならそれも一つです。ですし、精神的に安心できないなら早々転職活動を始めるのも一つ。もうやりたい仕事もしっかり見えているなら、少しでもその仕事に就いたときに役立つ仕事の勉強も意識しながら日々の仕事生活を送りましょう。

意外とあっという間です。一つでもスキルアップして次にいけたらいいですよね。

4.有給は取れる

「異動したてでやめるから申し訳ないし、有給はあきらめるしかないか」こんなことを言う人も見かけますが、それはそれ、これはこれ、有給は正当な権利です。

もし5月に辞めるとなって、4月に年次休暇が一気に増えて使い切りづらいとかなら少し諦めるのもいいかもしれませんが、基本的に有給消化を遠慮する必要はありません。なんならボーナスを遠慮する必要もありません。

私はボーナス遠慮してすごく後悔しました。たとえ1か月分でも、今後転職活動すると思ったら大きいよ。タイミングはしっかり考えてね。

まとめ:異動しても合わないなら、準備してから辞めよう

fly away from this place

異動したてに辞めるとなると、辞める意思を伝える時も、転職の面接でも突っ込まれまくりです。 自分自身の中で辞めたい理由を整理するためにも、次につなげるためにも、自分で決めたある一定期間でスキルの準備、辞めたい材料の収集、今後について考えるという準備をしましょう。

自分の次のゴールを知るためのツール

次にどんな仕事があるのか知りたい、

転職状況を聞きたいなら転職のプロに▼

退職は正当な権利です。「ここ辞めたらどこも行けないよ」なんて脅してくる人もいるかもしれませんが、そんなの同じ会社に残っている人に言われたってなんの説得力もないので放っておきましょう。

ただ、辞めるというのは悪いことではないとはいえ、周りに負担がかかってしまう行為です。最低限、残された人の負担を軽減する意識は持ち、どう引き継げばいいのかは考え、工夫しましょう。

私も最初の会社を辞める時、まだ見ぬ後輩のために、全業務のマニュアルを退職を伝えてから2か月で作り、上司に渡して退職しました。

どうしても退職が言いにくいなら、退職代行サービスを使うのも手。この時代、せっかくあるものは利用しちゃいましょう。 正社員、契約社員、アルバイト一律29800円でお願いできます。

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