こんにちは。転職歴4回のキャリーです。
職場を5つ見た上でお話ししますが、 理不尽なことって、ほぼ確実にどの会社でもあります。
そして今この記事を見ているあなたは「なんでこんな理不尽なんだ」と静かに我慢しながらはらわたを煮えくり返らせていることでしょう。
ストレスたまりますよね。そして日本人のたいていが「我慢するしかない」とひたすら我慢します。
もちろん忍耐力も必要ですし、大切なことですが、それだけが果たして解決策でしょうか?
声を上げないと然るべき対応が会社としてできないことだってあるので、必ずしも我慢が正義とは限りません。
会社を5社点々として、さまざまな理不尽と向き合ってきた私が今回は理不尽対処法を紹介したいと思います。
●目次●
理不尽対処法STEP1:全てをバカ真面目に受けない
「は?なんの対処やねん」って思った人もいるでしょう。ですが、理不尽に向き合う時に一番気をつけなければいけないのはストレスです。理不尽なことに出会った時に「私が悪いんだろうか」とか「我慢しなきゃ」って全てを背負いこんではいけません。
「はあ?」と思ったのはあなたの防衛本能であり、モラルでしょう。理不尽の度合いにもよりますが、自分の中で腑に落ちない時は、それを無理やり受け止める必要はありません。
理不尽だと感じたら、まずは周りに意見を訪ねるのが一番でしょう。
理不尽対処法STEP2:理不尽だと思うことを、周りがどう思っているか、経緯などを尋ねてみる
理不尽だと感じているのが自分だけなのか、はたまた周りも感じているものの向き合うのが面倒で諦めているのか、ここは知っておく必要がありますね。
みんな理不尽ながら我慢しているなら、今後の対処をする際に、味方になってくれるかもしれませんし、証拠を探すときなど、なにかしら協力を得られることもあるからです。
ただ、誰も理不尽だとすら思っていないなら、何故自分が理不尽だと思うか頭の整理をしてみるべき必要がありますね。あなたの感覚が変なのか、それとも周りが麻痺しているのかを把握する必要があります。
理不尽対処法STEP3:理不尽だと思う根拠を揃える
「こんなの理不尽です」なんて突然言ったところで取り合ってもらえないどころか、あなたの評価が下がるだけです。上にこの後取り合おうと思うのであれば、感情的は絶対NG。建設的に話し合いができるように、根拠を揃える必要があります。
少し時間はかかってしまうかもしれませんが、落ち着いて証拠集め、根拠集めをしましょう。
今放映中の半沢直樹でも、理不尽な相手と戦うために相手に突きつけられるよう証拠を探してますよね。それと一緒です。半沢直樹にでもなったつもりで頑張って集めましょう。
理不尽対処法STEP4:理不尽だと思うことを一緒に訴えれる仲間がいるか探す
できれば1人で理不尽に立ち向かうより、同じように理不尽に感じている同僚と一致団結して訴える方が効果的です。
なので、「上にこれを理不尽だと言いたいけど一緒に言ってくれるか」という旨を伝えて仲間を探します。
周りがみんな麻痺しててダメなら仕方ないですが、なるべく1人でもみつけたほうがいいです。
そして できれば、少しでも自分より年次のある人を捕まえられるといいですね。年次のある人のほうがやはり会社からの信頼は大きく、聞く耳を持つからです。
ひとりの意見だとただの文句言いみたいに思われてしまうこともあるので、できれば人を1人でも獲得しましょう。
理不尽対処法STEP5:理不尽対象を解決できる上長に根拠を元に訴える
ここで初めて、上長に話しましょう。 感情的ではなく、きちんとアポを取って、こうこういう風なことがあるがこれは改善可能か、なぜ自分はこう思うかなどを根拠と一緒に話します。
例えばもし理不尽の相手が直属の上司だったら、その直属の上司を叱れるさらに上の役職の人に相談しましょう。「直属に言え」ったってその人が根源であれば言えませんから。
ここでのポイントは、愚痴っぽくならないこと。文句っぽいのもだめです。こういうことで「困っている」という困っている感を全面的に押し出します。
まともな会社なら、部下が何かしらただの愚痴ではなく困っている場合、何かしら対応に動いてくれるはずです。
改善されない・相手にされない・自分が悪者にされた場合
だいたいの会社だったら何かしら策はとってくれるだろうと思いますが、全く改善が見られない、しようとしていない、文句言いのレッテルを貼られるなどのことが起きた場合は、さらに上がいる場合はさらに上に相談するのもいいですね。
それでもダメな場合、 あまりにも今の会社でその理不尽と付き合っていくのがしんどい場合は、勇気はいると思いますが、転職も視野に入れるべきでしょう。
毎回死ぬほど怯えますが、それも人生で考えれば0.0001%くらいの時間にすぎません。
そして一度やめてしまえば、はらわたが煮えくり返るほど嫌いだったやつに会う必要もありません。相当運悪くて道端で再会があるかないかくらい。
私も最初の会社や前職、嫌いな人はいましたし、やめなければいけない原因になったやつは心底恨んだりもしましたが、幸いなことにやめてから一度も見たことはありません。
怖いのも、退職伝えてから気まずいのも後々振り返れば「あの時頑張ったな」くらいで痛くも痒くもなくなります。
今の一歩が未来のあなたの笑顔を作るかもしれません。本当に毎日ストレスでしんどくなるくらいなら、ちゃんと勇気を持って転職の道も探しましょう。
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結論:あまりにもおかしいと思う理不尽なことには、ちゃんと向き合おう
理不尽さを我慢して胃をいためながら働くのが健康的ともまともとも私は思いません。自分の体あってこそですし、生きるために働いているので、度のすぎた理不尽は対処されるべきです。
理不尽さにあなたが気づいたなら、あなたが行動すればいい。先輩がしてこなかったからしちゃいけないなんていうのはないんです。
私も前の会社でなぜかうちの部署だけ部長の怠惰で残業代が払われないという謎すぎる理不尽がありました。
1年ほど我慢しましたが耐え難かったので、最終的には専務に訴え、その後支払いをしてもらえるようになりました。
向き合うまではモヤモヤしても、対処してもらった後はすっきりしますし、場合によってはヒーローにもなれます。笑
我慢せずに、お互いが気持ちよく働ける職場にしていきたいものですね。