「ワーキングホリデーはやめた方がいい」?ニュージーランド1年間で気づいた成功の法則

ワーホリはやめてほいたほうがいい?体験談

※この記事にはPRを含みます。

「ワーキングホリデーに行きたいような気もするけど、私なんかが行ってやっていけるのかな…」

そんな疑問やモヤモヤを抱えている人は少なくないはず。実は私も、英会話講師として十分な語学力があったにも関わらず、銀行開設からマイナンバー取得など、海外での生活や仕事探しに漠然とした不安を感じていました。

さらに私が挑戦したのはなんと34歳の時。これはコロナ禍でビザが延長されて起こった奇跡です。

今回は、不安を抱えまくった私がニュージーランドで過ごした1年間の経験から、なぜワーキングホリデーに挑戦する価値があるのか、そして成功のために本当に必要なことは何かをお伝えしていきます。

「やめた方がいい」と最初に感じた現実

new zealand ワーホリ

私がニュージーランドに入国したのはビザが切れる2日前。滑り込みです。時は2023年。コロナが明けて、ワーキングホリデーの受け入れが再開されて約1年が経とうとしていました。

言い変えると、2年以上、ワーキングホリデーは受け入れがされておらず、その間に来るはずだった人のビザはホールドされていたのです。つまり、ワーキングホリデーに来ている人は通常よりも多かったと言えるでしょう。

そこで困ったのが仕事です。住むところを探すのが難航している人もたくさん見てきました。

予想以上に厳しい仕事探し

英会話になんの問題もなかったですが、英語力があっても、最初の仕事を見つけるのには本当に苦労しました。世界中からワーキングホリデーの人々が集まっているため、仕事よりも人の方が多かったのでは、と推測しています。

履歴書を送っても返信すらない日々。Seekという日本でいうリクルートのような大手のサイトに登録し、30箇所以上応募しました。正社員を目指しているのではありません。食べていくためのバイトですよ?

様々なデジタル化が場合によっては日本よりも進んでいる国で一番のおすすめは「履歴書を配って歩くこと」だった衝撃は今でも忘れません。個人情報垂れ流しもいいところですよね。笑

転機となった発見:人との繋がりが全ての鍵

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仕事探しのおすすめは履歴書を配って歩くこと、でしたが、それよりもおすすめなのは「人からの紹介」だということがわかるのは300人以上の人が住むマンションに移住してからです。

運命を変えたマンション選び

私の転機は、住まい選びにありました。多くの外国人が住むマンションを選んだことで、思わぬ展開が待っていたのです。次々に各国からやってくる人々が情報を求めているので情報共有は至る所ー共用キッチンでの料理時間、ラウンジなどで多く行われていました。

とにかく私は自分が仕事を探している身であることは、マンションの中でも大きくアピールをしていました。

「店長に聞いてみるね」「うちなら空きがあるかも」「仕事探しの調子はどう?」・・・。みんな同じ道を通ってきたからか、すごく強力的です。

そして、このアピールが実って、一人のトルコ人が自分の元職場を紹介してくれると言ってきてくれ、ギリシャ料理のレストランに面接にいくことができました。

最初の仕事:苦手分野での挑戦

面接とは形だけで、すぐに仕事が決まりました。この時点で入国後約1ヶ月です。レストランの「runner」として働き始めました。

「runner」とは、料理を運びそしてウェイターを手伝う係。料理を運ぶ以外はひたすら食器磨き(食器洗い担当は別でいました)、片付けをしていました。

実は飲食店での仕事は最も苦手とする分野でしたが、この経験は良くも悪くも必然だったなと思います。当日の病欠なんて当たり前(病欠という名のサボりです。マネージャーは頭を悩ませていました。)、そして国籍によってある有利、不利。

さらには忙しい時間帯の慌ただしさ、異文化チームでの協力の仕方、現地の接客マナー・・・。全てが新鮮で、時には戸惑うことも多かったものの、一つ一つが貴重な学びとなりました。

理想の職場との出会い

ディナー

ディナー②

レストランの仕事自体は6ヶ月ほどトータルしていたのですが、やっぱり好きにはなれず、常に仕事を探していました。そんな時、同じマンションの同階に住む友人から、自分は帰国するからそのポジション埋めとしてカフェベーカリーの求人を紹介してもらいました。

オーダーを取る際は英語力があっても最初は緊張しましたが、この仕事を通じて今でも続く大切な友人関係を築くことができました。

地元客との会話、同僚とのチームワーク—全てが私の世界を広げてくれました。特に、定期的に来店するお客様との会話は、現地の生活や文化をより深く理解する非常にいい機会となりました。

ワーホリで予想外の出会いも:恋愛事情

デート

日本での婚活に疲れていた私は、思い切って海外の方との出会いにもチャレンジ。マッチングアプリを通じて8人と会い、7人目で運命の出会いがありました。

異文化間の恋愛は、時に言葉の壁や文化の違いに戸惑うこともありますが、それ以上に新しい視点や価値観との出会いがあります。外国人との恋愛に興味がある方にとって、ワーキングホリデーは新しい可能性を広げるチャンスとなるかもしれません。

ワーホリ不安なら下調べがオススメ〇入国前に知っておくべきこと

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ワーホリが不安なのは、何から準備していいか分からない、何を気を付けなければいけないかわからないからです。

私自身はニュージーランドのワーホリが初めてだったので右も左も分かりませんでしたが、調べに調べて臨んだため、結果的に回り道はせずに済みました。なので以下を心に留めておいてください。

1. 住環境の重要性

ワーホリ住居探し

バス・トイレ・台所は共有です

ワーキングホリデーの満足度を左右する重要な要素として、住む場所の選択があります。私の経験から、特に以下の点に注目して物件を選ぶことをお勧めします。

まず最も重要なのが、いかに、コミュニケーションが取れているであろう住居を選ぶことです。

私の場合はPark Tower(パークタワー)というオークランドにあるマンションを選びました。単純に、人数が多い分、情報が収集しやすかったり、友達ができるだろうと思ったからです。

このタイプのマンションはめずらしいですが、1番一般的なシェアハウスを選ぶ際にも、一緒に晩御飯を食べる日やパーティーをする日があるのか、フラットメイトとの関係性などを内見時に聞くのもお勧めです。

私の場合、マンションの共用キッチンで料理をしているときに、「実は求人を探しているんだ」という何気ない会話から、理想の仕事を紹介してもらうことができたので、キッチンもバカになりません。

ワーホリ住居探し

ラウンジ。食べてる間に知らない人に話しかけて仲良くなることも

最初は「Good morning」や「How are you?」といった簡単な挨拶から始めるだけでも十分です。

そこから自然と会話が広がり、「週末何してる?」といった予定の共有から一緒に観光に行くような関係に発展することもあります。

私はマンションで出会った友人とは、おそらく一生ものになるであろう関係になりました。

また、契約面でも注意が必要です。短期契約が可能な物件はそう多くはありませんが、もし仕事よりも先に住居が決まる場合は、短期で出られるところを探す方がいいでしょう。

半年以内に出る場合は後に住む人を見つけなきゃいけない、みたいな物件も数多く存在します。しっかり下調べし、内見時に質問をするようにしましょう。

書面を残さない人も多いですが、トラブルになった人も多く見ているので、必ず契約書を発行してもらいましょう。初心者の場合は不動産会社を通す方が安全ではあります。

2. 仕事探しのコツ

仕事探しは、ワーキングホリデーで直面する最大の課題の一つかもしれません。しかし、方法はあります。ただ失敗するとワーキングホリデーを楽しむ前に資金が尽きて帰国・・・ということにもなりかねないので、しっかり下記も心得てください。

まず重要なのは、オンラインの求人サイト(ニュージーランドではTrade MeやSeekなど)だけに頼らないということです。確かに、求人サイトは情報収集の基本となりますが、競争が激しく、返信が来ないことも多々あります。

日本では一般的ではありませんが、Facebookなどのコミュニティグループには、公式の求人サイトには掲載されない案件が日々投稿されています。まずは一体どういう方法で仕事を探せばいいのか、周りに聞きまくりましょう。

そして持ってる人脈は全て使う勢いでいきましょう。私は仲の良い、そうでもないにかかわらず、仕事探し中であることをこれでもかというくらい色々なところでアピールしていました。

マンションの受付のおじさん、そこらへんで話していたラウンジにいたインド人、などなど・・・。結果的にここからレストランの仕事が決まりましたからね。さんざん履歴書も配ったのですがそちらは報われず・・・。

また、最初から理想の仕事にこだわりすぎないことも大切です。私の場合、最初はレストランの「ランナー」という、料理を運ぶだけの仕事からスタートしました。

飲食業は私の得意分野ではありませんでしたが、この経験が現地での仕事の進め方や、職場でのコミュニケーションの取り方を学ぶ貴重な機会となりました。さらに、この経験が次の仕事での「経験」となり、新しい仕事を得ることができました。

働きながら次の機会を探すことも、効果的な戦略です。実際に仕事を始めると、人脈が自然と広がり、より良い案件の情報が入ってきやすくなります。

ワーホリ開始前の準備

転職

外国で、銀行口座を開設し、場合によってはマイナンバーを取得し、住居を決めて働く。ワーホリは人生を凝縮しています。非常に多くのことを、一般的には英語のみで乗り越えていくのです。(英語力に不安がある人は、エージェントサービスを利用するのもお勧めです。トラブル回避の投資と思えば安いものです)。

なので、準備にやり過ぎということはありません。しっかりと準備をしていきましょう。

1. 英語力の向上

english

「現地についてから英語は伸ばせばいい」と思っている人が非常に多いですが、英語は話せれば話せるほど良いです。

もちろん現地でも伸びますが、生活によります。英語力にまだ伸びしろがあると感じる人は、語学学校を数か月だけでも利用する方が人脈も広がるしお勧めです。

とにかく英語を話すことに慣れ、自分が何が話しにくいのか、苦手なのかも把握しておきましょう。

あとは、「今日は家探しの会話をイメージしてやりたい」などリクエストして練習することも大切ですね。

そういったフレキシブルなお題に対応もしてくれるのがDMM英会話でのオンラインレッスンです。

家探しのテキストがあるわけではないものの、基本的には学習者がやりたいトピックで自由に話せるので、自分がワーキングホリデーに行く旨を伝え、シチュエーションを一緒に想像しながらやってみるのがいいですね!

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2. その他の準備

ギリホリ女子のワーホリする理由

当たり前ですが、パスポートの有効期限のチェック、持っていない人は早めに手に入れておきましょう。

航空券も、早ければ早い方がいいです。あとは、定期的にセールもあるので、目的地に直通だったり、目的地に行くときに使いそうな航空会社にはメルアドを登録し、通知を見逃さないようにするのがおすすめです(私はこれで5万円は損しました。ギリギリすぎたので倍近くの金額がかかってしまったのです涙)

さらには、しばらく収入がない可能性も考え、クレジットカードの手配、デイビットカードも1枚はあると安心です。

向こうに行って慌てないよう、日本から送金ができるWISEという格安で人気のシステムに登録するのもお勧めです。

3. 心構え

ワーキングホリデーをしたらハッピー♪と自動的になるわけではありません。大変なことも、騙されそうになることも、理不尽なこともたくさんあります。

でもそれ以上に「行って良かった」と思えることもたくさんあります。

なので、理想を上げ過ぎないこともお勧めです。「絶対に接客以外がやりたい」「オフィスで働きたい」と意地を張るのではなく、チャンスはなんでも受ける、くらいの姿勢で行く方が働き口にありつける確率が圧倒的に高いです。

お金に余裕がなくなると、せっかく海外にいても楽しめなくなるので、この心構えはしっかり持っておきたいですね。

そして、人と会えるチャンスは最初は面倒でもしっかり積極的に参加することをお勧めしますよ。友達がいないと観光も味気なくなるので。

おわりに

ワーキングホリデーは、確かに挑戦です。しかし、その挑戦は必ず自分を成長させてくれます。英語力や職歴よりも大切なのは、人との出会いを大切にし、新しい環境に適応しようとする姿勢です。

準備に不安を感じるのは当然ですが、その不安以上の価値が必ずあります。特に、人生の新しい可能性を見つけたい方には、ぜひチャレンジしてほしいと思います。

最後に、準備段階での英語力向上は本当に重要です。

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「後悔するならやらない方が後悔」という言葉があります。私は、ワーキングホリデーに行く決断をした過去の自分に非常に感謝しています。合わなければすぐ帰ってくればいいのです。ただワーキングホリデーは年齢制限もあるので、迷っているのなら行けるうちに思い切って行っちゃうのがおすすめですよ。