30代女、究極のギリホリ(34歳)でニュージーランドへワーホリに行くことになったので心境を綴ってみる

ギリホリ女子のワーホリする理由

「ギリホリ」。ワーホリに興味を持つぎりぎりの年齢の人間がワーホリに参加することをいつからかこう呼ぶようになった。

現在、日本人が応募できるワーホリビザはどこの国でも一貫して30歳まで。つまり、31歳になるまでに申請すれば、晴れて「ギリホリ」することができる。

ただ、世間の意見を見ていると、ギリホリには否定的な意見が多い。

仕事も住む場所も手放し、海外に1年間行きますなんて寝ぼけたことをいうのだから、紛糾されても仕方ないのかもしれない。

失うものの方が多そうなこの「ギリホリ」。あろうことか私は34歳で参加することになりました。

そもそもなぜ34歳でギリホリできるのか?

ギリホリ女子のワーホリする理由

これは、たまたまとしか言いようがないし、再現性はゼロです。そう、コロナです。

私は 31歳を目前とした誕生日の3日前、いや2日前にニュージーランドにワーホリビザを申請しました。そして来る2020年4月。全世界を未知のウイルス<コロナウイルス>が襲います。

当然国交など持ってる余裕もなく、申請されたビザは返信も来ることなく全世界は鎖国状態に(ちょっと大げさだけど許してね)。

「あ~タイミング悪かったな~」と思ったくらいだった。まあ、仕方ない、なるべくしてなるのだ。

…とすっかりワーホリを申請したことすら忘れていた2022年7月。ニュージーランドの移民局よりメールが届く。

「ワーホリビザ再開、まだ来たかったらその旨連絡してね!」って感じだった(簡素に書くと)。

この時点でわたくし、33歳。当然ワーホリのことなんて忘れてたし、仕事は何なら順調、プライベートもロマンスはないものの楽しんでいた。

ワーホリビザの期限は?<究極のギリホリ>

ワーホリビザの期限は、申請が通ってから1年。私のビザは2022年7月頭に通り、無事にもらえた。つまり、2023年7月頭までにニュージーランドに入国してしまえばいいのである。

その時すでに34歳。史上最年長ギリホリ女の誕生である。

ワーホリビザの申請はギリギリでやる場合失敗が許されないから、プロに任せるのも手だよ!

30超えてワーホリに行くと決めた理由

ギリホリ女子のワーホリする理由

私がワーホリビザを申請したのは30歳の終わり。34歳とまではいかなくとも、すでにギリホリ勢であることに間違いない。

なぜこのタイミングでワーホリビザを申請したのか?

うーん。今から考えている人には「こんなやつもいるなら行ってみるか」くらいの感覚になってもらえたら幸いだ。

ギリホリする理由①

私は…そう、特に深い理由はなかった。たった一つ挙げられるのは、「年齢社会に疲れた」ということ。

「30歳だからこれするのは遅い」「30過ぎて何やってるの」「もううちら32だからさ~」みたいな。口を開けば年齢、初対面でも年齢を聞く。日本は本当に年齢重視社会。それが居心地悪かった。

海外では、大げさでもなく年齢を忘れている人もいるし、友達同士でも年齢を把握してなかったりもする。初対面で年齢を聞くなんてこともありえない。

一度年齢社会から離れたかった。それが正直な理由。

ギリホリする理由②

一応それっぽい理由を追加すると「英語で仕事をしてみたかった」

これまでも転職族なので、英語の仕事には色々と就いた。でもそれは日本という安心できるベースがあって、海外の人と取引をするだけ。給料もドル、国の申請なども全て英語でやらなければいけない環境下で自分ができるのか、試したかったという後悔だけ地味に残っていたのだ。

そして漠然と「35までワーホリ制度が使えたら、20代目一杯楽しんでから行くのにな~」なんて時々口にしていたのだ。コロナというイレギュラーによってそれが叶ってしまったから、逆に行かないのは何か違うのでは?と自分でも運命みたいなものを信じてみたくなったというアホっぽい理由もある。

ギリホリ女の決意に対する周りの声

Friends

正直なところ、ニュージーランド移民局から連絡がきたときも最初は行かないつもりだった。と言うか迷った。だって、1人暮らしでマンションも引き払って、仕事も順調なのにやめて、友達とつるむことがいとも簡単にできる環境を一時的なりとも捨てることになるからだ。

ただ、親友に打ち明けたところ「行かない理由ある?」と一蹴。改めて自分の中で行かないで後悔しないと言い切れるか問うたところ、少しでも行ってみた方がいい気がしてきたのだ。

その後、少しずつ気持ちを固めていき、満を持して母に打ち明けた。母は当然30過ぎた娘がまた海外に行きたいだなんて言いだすと思っていないから、かなりびっくりしていた。

心配もあってか多少反対はされたものの「どうしても行きたいなら仕方ないし、その場合は応援する」と言ってくれたのだ。

母という存在はいくつになっても大きい。母に打ち明けてからは、意志がしっかり固まり、周りの友人達にも打ち明けていった。

反応としては基本的に応援のコメント、尊敬のコメントが多かった。なかなか突拍子もないことに聞こえるのだろう、驚きがほとんどだった。

なので、周りの反応が気になると思うかもしれないけど、意外と面白がってもらえるかもよ?ということは経験者として伝えたい。笑

ワーホリへ出発まで残り2カ月を切った今の心境

sad woman

私は一応、TOEIC900あるし、英会話はビジネスも問題ない。一番調子のいい時だと、オーストラリア育ちに間違えられたこともある(奇跡だったけどw)。

そんな英語力をもってしても、今、怖くてたまらない。全然行きたくない。結婚で言うところの「マリッジブルー」の感じが一番例えとしてしっくりくる。これを私は勝手に「ワーホリブルー」と呼んでいるw

仕事も決まってない、家もどこに住むべきか分からない、マンションも9年も住んだのに引き払わないといけない、友達とも会っておきたい、今のうちにニュージーランドに少しでも人脈を作りたい。色々な思考が頭をよぎって、結局考えるだけ考えて動く気にもなれず、せめて気持ちを文字化しようとブログにしているわけでございます。

なので、行く前に不安を抱えている人がいたら、それは「分かるよ~!」とハイタッチしたい。笑

ただ、もう職場にも辞めることを伝え、後戻りはできない。こうなった以上、ちゃんと7月にニュージーランドに行き、一旦生きるためにもがいてみるしかないのだ。

30歳が遅すぎる?大丈夫、私は34歳です…←そういう問題じゃないw

これからも、ギリホリに関しても発信をしていきたいと思います。

ワーホリビザの申請はギリギリでやる場合失敗が許されないから、プロに任せるのも手だよ!


ギリホリインスタ、始めました

ギリホリで行くやつもいるんだよっていうのを配信したくて、インスタにも手を出しました。

今のところ、更新滞ってるけど・・・。

以後お見知りおきを・・・。