私の20代は残すところ23分。正確に言えば夜の22時だから、まだあと1日あるわけだが。私は、本気で自分がピーターパン症候群じゃないかと疑うくらい、年を取るのが中学生ぐらいからずっと嫌だった。
そんな私が恐れていた30代。目の前にして、10年を振り返ったら、あまりにも目まぐるしく変化がありすぎて、どう振り返っていいか分からなかった。
だが、常に「人生一度キリ」を念頭に生きる私が、まだこれから20代を輝ける人に伝えれることがあるのではないかと、最後の20代の間にキーボードに向かった次第である。
- 今のままでいいのか疑問に思う人
- 30代を目の前に恐れおののいている人
- 今の自分を変えたい人
- 20代の人
●目次●
- 1 20代にすべきこと:夢を見つけろ、そしたら生活はうん倍楽しくなる
- 2 20代にすべきこと:自分に投資しよう、貯金は後からでもできる
- 3 20代にすべきこと:20代にしておきたいことリストを作れ
- 4 20代に伝えたいこと:もう何歳だから、はお前には早い
- 5 20代に伝えたいこと:転職は余裕である。したいなら行動すべし
- 6 20代に伝えたいこと:自分に素直に生きた方が良い
- 7 20代に伝えたいこと:結婚は焦ってするものじゃない、まずは自分の理想をしっかり持て
- 8 20代に伝えたい「すべきでない」こと:失恋を引きずるな、恋愛市場価値が一番高い年代なんだから
- 9 20代に伝えたい「すべきでない」こと:「〇〇時代が一番楽しかった」なんて過去に浸るのは止めろ
- 10 20代に伝えたい「すべきでない」こと:「私にはできない」に挑戦して、その考え方を根本的にやめてみろ
- 11 20代は一番変化が目まぐるしい、精一杯自分に素直に生きよう
20代にすべきこと:夢を見つけろ、そしたら生活はうん倍楽しくなる
学生までは何かしら就職だったり資格取得だったり、夢があるんですよね。でも社会人になると、途端に日々の目まぐるしさにかまけて、夢を持とうともしなくなるし、なんとなく毎日をこなす人がほとんど。
私も、27歳の途中で夢がポンポン出てきて、すっごく充実するようになった。だから言える、なんとなく生きるだけなんてもったいないよ?
何でもいいのよ、一つ「これだけは誰にでも語れる」みたいな趣味をマスターすることでも良いし、全国一周でもいいし、何か資格取得をゴールにするのでも良いし、花嫁修業でも良いし。
目的、夢を持たずに生きてたら、本当に何となく年取ってる今の人たちになっちゃうよ?
ちなみに私は20代終わりましたが、人生勉強だと思ってるので、プログラミングの勉強始めます。はい。そして、30代のうちに叶えたいのは「フリーランスとしてパラレルキャリアで生きる」です。
英会話講師もしたいし、プログラマーもしたい、ブロガーとしてもしたいし、ライターもしたい。貪欲に行こうよ、1回きりの人生なんだから。
20代にすべきこと:自分に投資しよう、貯金は後からでもできる
まあ、どのくらいの割合の人かはわかりませんが、自分の友人の割合を感覚値で言うと、半分ぐらいが20代に結婚しました。
もちろん幸せそうなんですが、お金だけは別。たとえ共働きでも、自分のために大きくお金をかけにくくなるんですよね。子供ができてしまえば、自分のことなんて子供、夫の次になってしまったり。
だから、自分がやりたいこと、独身のうちにやっておきたいことは迷わずしておくべきです!あ、借金とかギャンブルは止めといた方が良いよ。何も残らないから。
でも例えば、知識つけたいから思う存分本読むとか、映画見るとか小さい投資でも良いし、通信講座で資格取るとか、脱毛通うとか、何でもいい。あとあと「しとけばよかった」の既婚友達も見てるので、自由に使えるうちにお金は使うべきです。
好き放題して結婚決まってから死に物狂いでお金ためて素敵な結婚式挙げた夫婦も知ってるし、2馬力なんだから決まってからでもいいんですよ。まあ、病気とカニ備えて少しは貯金しといた方がいいけどね。
20代にすべきこと:20代にしておきたいことリストを作れ
20代なんて10年でくくるから、「まだまだ」なんて高をくくってしまいますが、あっという間です。思い返してみてぞっとします。今や転職3回もしてまた辞めたい時期に入ってるけど、10年前の今頃は大学2回生で、来る自分の夢だった留学を前におびえてたんだから。
先述しましたが、ゴール、目的、夢を明確に持っていると、本当に充実します。だから10年単位になっても一緒。「今のうちにしておきたいこと」は見える化して、日々意識して生きるのが一番です。
20代じゃあざっくりしすぎているのであれば、3年以内だろうが、今年の分だろうが何でもいい。「時間が有限」であることを忘れずに生きるために、意識は絶対しておいた方がいいよ、ってことです。
20代に伝えたいこと:もう何歳だから、はお前には早い
これね、本当に私は理解できなかったけど、言う人が多い。「もう23だから」「もう25だから」「もう27だから」。毎年誰か言ってるのね。
そんなもんお前、40代前にして言えるのかよ。80代目の前にして言えるのかよ。充分若いんだよ。これは20代に限らないけど、20代の間の年齢の縛り、固定観念程邪魔臭いもんはない。可能性を妨げることにもなるし、あほくさいから本当に辞めた方が良い。
「25だからショーパンなんて」なんて聞いたけど、じゃあ女優の吉〇さんに「あの人ショーパンおかしいやろ」って思う?結局見た目じゃない?年齢でくくられていいの?老けた同い年もいれば、イケイケな同い年だって美人だっているでしょ?
Age is just the number.【年齢なんてただの数字】精神を、日本でも浸透させてほしいものだ。私が有名になるしかないか←
20代に伝えたいこと:転職は余裕である。したいなら行動すべし
転職も、保守的な考え方の多い日本社会では、まだどちらかというと新卒ステイの方が偉いってイメージですよね。でも、それって日本の中の考えだけだし(労働に関しては日本の社会はすごく遅れてる、技術は一流だけどね)
結果私は、3回大学を出てから転職しました。苦労したかと言われれば、たいして苦労してません。自慢とかじゃなくて、みんなやってない人が「転職なんて大変やしやめたほうがいい」っていうんだよ、って話。
実際やってみりゃ、新卒と違って転職エージェントに頼るのは当たり前だし、経験語れるし、受かるよ?って思う。何か一つ一生懸命やった功績さえあればね。
だから「まだ我慢しよう」っていうマイナスな理由で今会社にいるなら。20代の身軽なうちに、ポーンと思い切って転職してみるのもいいのでは?
20代に伝えたいこと:自分に素直に生きた方が良い
なんか結局、社会人になると、「何となく」とか「仕方なく」動くことって多くなるんですよね。強制じゃないけど、誘われたから飲み会出ておいた方がいいかな、とか、思ってもないのに機嫌とってみたりとか。
当然私もやってました。会社だけどころか、たいして興味ない飲み会や、たいして仲良くない友達に誘われてもとりあえず断るのも気まずいと思って行ってたし。
でも、自分の貴重な時間、微妙な人や用途に使うのって、お金以前にもったいないんです。お金はまた稼げるけど、「今」はもう1回は稼げないから。
それに気づいたのも27歳くらいかな。目的持って、自分の時間が基調に思えてからは、自分が気乗りしないことには参加しなくなりました。すごく楽になりましたよ。
20代に伝えたいこと:結婚は焦ってするものじゃない、まずは自分の理想をしっかり持て
「結婚してないくせに偉そうに」と思われるかもしれませんが、周りの話を聞いての総合的な意見です。だって、相手がまだいないのに(もしくは今の人じゃないと思っているのに)何を焦るの?何のために誰のために結婚するの?
好きな人がいて早く結婚したいのは全然いいことだと思うけど、いないのに焦るのはやっぱり違うよね。でも、日本社会で生き残るならエイジハラスメントは避けられない。焦るなら、出会いの回数は極限に増やすべき。子供産みたいなら年齢のリミットもあるしね。
でも、ちゃんと「自分が譲れないところ」をしっかり把握してから出会いに行く方が良いよ。でないと、付き合って失敗してを繰り返して、いつの間にか30なんて全然あり得るんだから(白目)
あとあと「20代でもっと出会っていれば」って思ったって、20代は取り戻せないから、そう思わないために、結婚して子供が欲しい、とか明確にあるなら、さっさと婚活相談所言った方が早いよ、と本気で思う。20代ってやっぱり婚活相談所行けば人気引く手あまただから。
20代に伝えたい「すべきでない」こと:失恋を引きずるな、恋愛市場価値が一番高い年代なんだから
これは私が本当に21の私に戻って伝えてあげたい。私は、21からおよそ5年、いやもっとか。元カレの存在を忘れられずにいました。大学3回生の冬。まだそこからなら、他の人と出会うチャンスだっていっぱいあったし、実際言いよってくれた人だって何人かいたのに。
「元カレが戻ってきてくれれば」「元カレに彼氏ができたなんて思われたくない」みたいな、うじうじした気持ちで過ごしたから、これほどもったいない20代前半なんてないよなって思う。
失恋は辛い。でもだいたい誰もが経験するし、死ぬわけじゃない。死にたくなるほどつらいけど、死ぬわけじゃないし、意外とある一定期間たったり、魅力的な人が現れたりしたら、コロッと新しく恋ができるものだ。
でもそれこそ「私は失恋中で何も手につかない、新しい恋なんて無理」って自分でブロック掛けたら、チャンスも逃すし、いつの間にか大事な若い時期を棒に振ってしまいかねない。
「忘れろ」とは言わない、でも、信じてなくてもいいから、言い聞かせるべき「もっといい人いるはずやから」って。
20代に伝えたい「すべきでない」こと:「〇〇時代が一番楽しかった」なんて過去に浸るのは止めろ
これ、20代前半の私です。口癖は「学生時代が人生のピーク」。これからの人生長いのに、正直なところ、「英語を話せるようになる」という10代の夢が叶ってから新たな夢を見つけるまでは、ずっと過去に生きていました。
失恋を引きずってたのも大きいですね。
でも、たとえどんなにいい過去だろうが悪い過去だろうが、過去は過去。どんなにわめこうが、億積もうが、絶対に戻って来やしない。かたや、この20代、どれだけの人が「あの頃に戻りたい」と思うのだろうか。考えたことはありますか?
そう、あなたが過去をうらやむように、先の人生を行く先輩方はまた、20代の若さをうらやむ。お金で買えないすっごい価値「真の若さ」を持ってるんだよ?今を生きなくてどうするんだよ。
20代に伝えたい「すべきでない」こと:「私にはできない」に挑戦して、その考え方を根本的にやめてみろ
ハッキリ言って、周りにも、世間にも「私には無理」と思う人が多すぎる。そのもの自体は何でもいい。例えば会社に行けば「私はエクセル無理で」とか、「私英語は無理」とか。
苦手意識は誰にでもある、それは言ってもいい。でも少なくとも「苦手」と言い換えるべきだし、「やってみればできるかもしれない」くらいの自己肯定観(自信)は持っていた方が良い。
「私には無理」って、挑戦してから言ったの?どうしても無理なことだってあるけど、挑戦しない間に、無理か決める権利すらないんだよ。
余計なお世話だが私は誰かが「私には無理」と言うたびに、もったいないなあと思う。若さゆえ、挑戦なんてどの世代よりもできるのに。
だって10代は親の制限がかかるし、30代以上になると家族絡みなどで自由が奪われる人だって多い。転職機械だって減る。だから一番自由度が聞くのは20代。次は70代かもしれないけど、そしたら体力の自由が減ってしまうからね。
だから、何でもいいから、小さなことでいいから「自分には無理」と思ってるものにトライして「あ、私やればできるやん」っていう経験を付けてほしい。そして、その「無理」とやる前から決めつける癖を今すぐ捨ててほしい。
20代は一番変化が目まぐるしい、精一杯自分に素直に生きよう
20代って、学生から社会人への変わり目だったり、親からの独立だったり、結婚だったり出産だったり、本当に人生の分岐点が何度も訪れて目まぐるしい年代。
あとあと年上の人が振り返ると大体「もっと遊んでおけばよかった」とか「もっとお金使っとけばよかった」とか、もっとざっくり「ちゃんと楽しめばよかった」とか。
誰もがうらやむ20代。あなたは今その真っただ中なんですよ。まだまだ軌道修正だって、死ぬほど楽しむことだってできる。この大事な年代を生かすも殺すも自分次第。
20代は自己中に(自分中心に)生きていいんですよ。まあ結婚するとまた話は別ですが。結婚したからって自分を全部二の次にする必要も全くないですけどね。
さあ、この記事を書いてる間に30になってしまいました。でも、ブログを始めて、見られる数も増えて、今やブログが大好きなので、最高の年の取り方といえるでしょう。
人生の大先輩からのアドバイスを受けておくのも大切ですよ。
聞く読書ってなんやねん!と思う方はこちらの記事を読んでみてください