最近はいろいろな髪色が流行ってますよね。以前よりも、ハイカラーを部分的に入れるインナーカラーというものが誕生したり、ブリーチをする人も増えたのではないでしょうか。
筆者はブリーチをしたことがなく、髪色も冒険したことがありませんでした。
ずっと頭皮が傷んで父親のように禿げたらどうしようという不安からだったのですが、30代に入り、「一生ブリーチ未経験のままでいいんだろうか?」と謎の自問自答を繰り返し、ついに2021年末に、32歳初めてのブリーチをしたので、素直な感想を綴ろうと思います。
今すでにアラサーやアラフォーだったりするけど、ハイカラーに興味ある人、ブリーチが気になってる人は参考がてら読んでみてください。
●目次●
そもそもブリーチってカラーとどう違う?
私はいまいち理解しきってなかったのですが、 ブリーチってカラーとどう違うの?って言われたら、「カラーを入れるのか、抜くのか」の違いです。
ヘアカラーっていうのは、今ある髪の毛に、カラー剤で色を注入していきます。元の髪色がベースとなって、カラー剤と足し算をし、色が染め上がった色として見えるわけですね。
対するブリーチは、脱色です。色を入れるわけではありません。今ある髪の色素を脱色剤で抜くことで、金髪だったり、白いような髪の毛にまで色を抜くことができます。
街でよく見かけるハイトーンなカラーは、ブリーチをしてから、カラー剤で染め上げている、いわゆるダブルカラーなんです。
ブリーチって本当に髪傷むの?
ブリーチというと、髪が傷むというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。その通りです。ずばり、めちゃくちゃ傷みます。ただその分、自分が今までに見たことのないようなカラーを入れることだってできるし、外国人のような透明感のある、きれいなハイトーンカラーにすることもできます。
ただ、傷み具合は尋常じゃありません。そこだけは先に覚悟をしておく方がいいでしょう。
筆者はもともと地毛はすごく(自慢じゃないですが)強くて、濡れたまま夏場は自然乾燥なんてこともよくしてましたが、髪が太くて頑丈なため見た目的にはダメージレスに見えていました。
で、す、が!初のブリーチを決め込んだ後の髪の毛は、自分の髪とは思えないほど傷んでいて、ちょっとシャンプーしてドライヤーするだけでもパッサパサになります。なんなら24時間ぱさぱさです。ヘアオイルもつけて人生史上一番気を付けて乾かしているのに、です。
なので、「サラサラヘアーは絶対守りたい」という方には絶対お勧めしません。オイルやトリートメント使っても、ブリーチする前の髪には戻れないからです。
ブリーチによる頭皮ダメージは?
私がブリーチを今まで手を出さなかった最大のは、頭皮のダメージを懸念していたからです。よくブリーチをした人に話を聞くと、「3日ほど頭皮が痛かった」とか、「施術中ずっとひりひりした」とか恐ろしい回答が返ってきてました。家系上父上が禿げているため、私にとって頭皮にリスクを冒すことだけは絶対避けたかったんです。
ブリーチによる頭皮ダメージを回避するゼロテクニックを発見
そこで私がたどり着いたのが、「頭皮に薬剤をつけない染め方」。カラーゼロテクニックなどと呼ばれる手法で、 根本ぎりぎりまで染めるけど、頭皮にべたべた薬剤を塗らない染め方があるんです。
「これならチャレンジできるかもしれない!」そう思って意を決して予約し、ブリーチしに行きました。
ゼロテクニックの感想は別途記事にしたいと思います。
大阪のHIKARIS hairで「ゼロテクニック」ブリーチ施術
私が今回選んだのは、大阪のHIKARIS 中崎店【ヒカリス】という美容室です。美容室として老舗で、大阪には5店舗あるそうですが、 基本的にすべてのカラーリングが、ゼロテクニックを使って行うんだとか。
ブリーチが初めてということで相当ビビっていきましたが、担当の美容師さんが懇切丁寧にブリーチの仕組み、ゼロテクニックについて説明し、カウンセリングをしてくれたので、不安なく施術に臨むことができました。
なので、私はゼロテクニックのおかげで、施術中も帰宅後も、頭皮の痛みは一切なかったです。一切というと嘘っぽいですが、本当になかったです!
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初めてのブリーチ施術
さて、実際にブリーチに入る前に、私の場合洗い方がまずかったのかシャンプーをしてもらいました。そして乾かしてから、頭皮にオイルを塗って頭皮ダメージ予防を施し、そのうえでブリーチ剤をつけられていきます。
ブリーチ剤塗布
繊細な作業だからか、結構ブリーチ剤を塗っている時間が長かった気がします。でも痛くないので、私はただただ自分の初体験を楽しんで鏡越しに観察していました。
ブリーチ剤の塗布が完了すると、そのまましばらく放置されます(言い方悪いですがどのカラーをするにしても放置する時間がありますよね)。
そして、ブリーチ剤をシャンプー台で落とされ、見てみるとなんと、キンキンの髪になった自分が!
本当に面白かったです。このまま帰ったらすごく古い感じのヤンキーになるんだろうなと(失礼)。
カラー剤塗布(ダブルカラー)
そこからは、今回ピンク色ヘアを希望していたので、ピンクのカラー剤(見た目紫だった)を塗布されます。
ここでも念入りにオイルを頭皮につけてから施術をしてくれます。ひりひりは一ミリもしませんでした。ただただ、すごくカラフルな色味だったので、仕上がりに不安は若干覚えましたw
塗り終わったらしばらくまた時間を置き、洗い流します。
その時にもトリートメントつけてくれたり、購入を迷っているシャンプーで実際に洗ってくれたりと分り易かったです。
完成
さて、いよいよ乾かし、髪を見てみると、すっごいピンク!ちゃんと入ってました。ブリーチは1回しかしてないので、ブリーチ経験者の友達からは「そんなに強く色は入らないと思うよ」と言われていたのですが、 「これ本当にブリーチ1回!?」って思うくらいしっかり色が入っていました。
生まれて初めてのピンクヘア。このあいだLiSAさん見てかわいいなと思っていたのに、まさか自分がすることになるとは!
初めての髪型っていいですね!やっぱりイメチェンは時折必要なのではないかなと思います。
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帰宅後
しばらくは洗髪のたび、ピンク色のお湯が滴るのでご注意を。タオルは白色を使ってしまうと結構ピンクに染まっちゃいます。あとは、髪が超絶傷んでいるので、洗髪後、タオルを巻いてしばらく放置とか厳禁ですまじで。私はもともと乾かすまでに2時間放置したりが常習犯だったのですが、そんなズボラ野郎でも乾かさざるを得ないぐらい傷んでます。
シャンプーは市販のものはブリーチ中はやめよう
聞けば、市販のシャンプーって、ものすごい髪に負担がかかるそうです。ノンシリコンも、オーガニックだからいいと思いがちですが、良質なシリコンはあるほうが髪にはいいんだそう。
その良質なシリコンは市販のシャンプーではなかなか得られないので、やはり美容室で売っているシャンプーを使うほうがいいようです。
これです↓
30代になって初めてブリーチをしてみた感想
おもしろい!笑 今まで見たことない自分に出会えます。周りからは結構「思い切ったな(絶句)」のような感想もいただきましたが、人生1回きりなので、やらずに後悔したくないなというのが原動力になりました。
色はあっという間に抜けていくので、今のうちにしっかり写真に収めておきたいと思います。
髪の毛は死ぬほど傷むので、シャンプー、トリートメントは新しく購入する方がいいと覚悟しておくことがおすすめです。
せっかくブリーチしたので、しばらく明るいヘアを楽しみたいと思います。
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