私事ですが、約3年付き合った彼氏とつい最近別れました。家が近いこともあり、半同棲状態でした。私31、彼氏33と、いい年もいい年です。そして思い返せば大事な20代最後を過ごしたのもこの人でした。
別れてまだ全然実感もあるかないか、忙しくて浸る暇もないのが現状ですが、今しかわからない、この瞬間を苦しむ人を1人でも気持ちを和らげられることができればと思い、シェアしていきます。
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今日はその中でも別れた後の素直な感情についてお話ししたいと思います。
3年間半同棲してたのに、別れても実感がない
半同棲って、言ってしまえば中途半端ですよね。普通のカップルより明らかに会う回数は多いし住んでる感覚にもなるけれど、実際はお互いに戻る家がある。
なので今までだって、頻繁に会ってたけど、完全には住んでない。そうなると別れた後、実は実感しにくいんです。
この点は同棲などしてないカップルと同じかもしれませんね。
ただ今しばらく会ってないだけの感覚になったりします。
それは相手も同じなようで、先日は付き合ってた時と全く同じような、外に出て見せたいものがあるときに送って来る写メが送られてきました。
本当に何気もない、寒空の下の写真。
あ、こうやって私たちは何気ない日常をシェアしてたんだなと実感しました。
同時にやっぱり連絡が来て嬉しかったんです。何事もないように接してくれる感じも。
実際にはまだ荷物を取りに行っておらず、まったくの最後になったわけではないですが、気まずくないやりとりに少し安堵も覚えました。
でも基本的に、とにかく実感がないんです。
何気なく人と話す時も「それ私の彼氏も言ってました」みたいな感じになっちゃうんですよ。本当は「元」彼氏なのに。まだ元カレに切り替えられずにいるんです。
こういう時に思い出す言葉は「止まない雨はない」「終わりのないトンネルなんてない」「明けない夜なんてない」です。
本当にありきたりな言葉ですが、こういうのに慰められたりします。
そして言い聞かせるんです。「絶対に乗り越えられるんだ」と。
人生市場最大に愛した人を失ってもがいた約7年もあるんですもん。そんな私の中で最大の人ですら、今思って泣くことはないですから、絶対に乗り越えられる。
ただ、わかっていても苦しいのが、この恋愛とやらの面倒なところですよね。
別れた彼氏を美化してしまう人間の心理
人間やっかいなのが、時が過ぎれば、美化してしまう傾向にあることじゃないでしょうか。
私の最近別れた彼氏の美化するところは少ないはずなのに、それでも「これでよかったんだろうか。○○○なところもあったし▼▼▼もしてくれてたのに」など、いい部分に目を向けてしまうんです。
付き合っているときは悪いことが目につきやすかったのに。
今回の場合はさすがに、もし戻ったって彼が変わらないことも分かってるんで、美化してるだけだという冷静さも少しはあるのですが。
こういう時に持つべきも友達です。
私が「美化しそうになる」と発言したら、今まで相談してた彼氏の糞なところをたくさん思い出させてくれます。「〇○○な彼氏なんておらんで?!」とか「これからは普通に▼▼▼できるんやで」とか。
戻りたいとか浸りたいとかあれば別ですが、早く忘れたいのについ美化してしまう私みたいな性格の人間であれば、第三者に冷静さを取り戻してもらうという方法も大いにありだと思います。
ちなみに失恋に苦しんで辛すぎるという方は、超絶長いこと引きずった筆者の立ち直り方の記事も好評ですのでよければご覧ください。