食欲の秋。スポーツの秋。芋の秋。世の中はあらゆる美味しそうな食べ物で彩られるこの季節、同時に周りが動き出すのが「ダイエット」だ。
私も幾度となくダイエットは色々試してきた。だが、共通して言えるのは「続かない」ということ。なぜかというと、モチベーションが保てなかったり、金銭的に無駄に思えてきたり、しんどかったりというのが理由だろう。
そんな時私の耳に、「ポケモンGOダイエット」という言葉が入ってきた。どうやら流行っているらしい。
2016年リリース時に少しかじった程度だったが、無料でできるからノーリスクだし、面白そうなので、とりあえずやってみた。ダイエットしなきゃと思いつつ動機、方法で悩んでいる人は是非とも試してみてほしい。
●目次●
無料でできるポケモンGOダイエットの方法
実に簡単である。ポケモンGOをダウンロードし、歩くだけなのだ!でも、ただ歩くだけではやる気が続かない。でも、ポケモンGOにはダイエットの仕掛けがたくさんあるのだ。今回はそれを紹介したいと思う。
ポケモンGOダイエット方法その1:タマゴ孵化ノルマを決める
一番わかりやすいのが、 タマゴ孵化だ。ポケモンGOでは、ポケモンのタマゴをもらうことが多々ある。それは、歩くことでしか孵化出来ない。(正確に言えば、20キロ以下のスピードで動いていればカウントされるが、一応歩きだけという定義にしよう。)
そのタマゴにも種類があって、2キロ歩けば孵化するものから、10キロ歩かないと孵化しないものまで様々だ。
例えば 休みの日には5キロのタマゴを孵化させるまで帰れない、平日は一駅あるいて2キロのタマゴは孵化させる、など、ゲーム感覚のノルマを加えるとわかりやすい。
ただ孵化させるわけではない。ポケモンのタマゴには何が入っているかは孵化するまでわからないのだ。歩く距離が長いタマゴほど「いいポケモン」が入っている。それを孵化させたくてトレーナーたちは街を練り歩いているはずだ。
私もポケモンのタマゴを孵化させたくて、朝から1時間歩いたりする日もあるほど。そして今のポケモンGOには「タマゴを孵化させる」というミッションが頻繁に現れる。ミッションをクリアすればいいことがあるので、クリアせざるにはいられないのだ。
ポケモンGOダイエット方法その2:レイドバトルに参加する
ポケモンGOにはレイドバトルというバトルがあって、1ポケモン(強さも1〜5段階)対その場に居合わせたトレーナーたちというものがある。
その場にいるトレーナーの数が多いほどポケモンを倒しやすく、倒したらゲットできるチャンスが生まれるのだ。
人数のいないところでポケモンを倒すのは、なかなかのレベルがいる。ミュウツーほどの強いポケモンなら、数人で倒すのは至難の業(ほぼ不可能?)なのだ。
ということは、街へ出かける必要がある。それだけでも、普段ならまっすぐ帰るところが主要駅の人の集まるジムに行ったり、休日に街へ出かける理由ができるのだ。
ついでにタマゴを孵化させるミッションを自分自身に加えれば、街へ行くこともダイエット、レイドバトルが行われるジムまで歩くこともダイエットとなる。
レイドバトルのいいところは、ジムによってポケモンも時間も異なるのだ。さらには、どのポケモンがどのジムに現れるかは、約1時間前までわからない。ほしいポケモンが出ているジムを見つけたら、その時にその場所まで行く必要がある。これが意外と行動量につながるのである。
ポケモンGOダイエット方法その3:強化したいポケモンを相棒に歩き回る
参考:pokemon go
ポケモンGOでは、アニメのサトシのように、1匹ポケモンを相棒として連れて歩くことができる。そして、連れて歩いているポケモンは、そのポケモンを強化できる「あめ」を見つけてくれるのだ。
つまり、 強くしたいポケモンを連れて歩き、あめをしっかり見つけさせ、レベルを上げていくのである。あめは同じポケモンを捕まえることでも手に入るが、なかなか出現しないポケモンに関してはこの方法が1番早い。(道具をつかうというのはおいておいて)。
なので、最近よく見かけるのは、コイキングを連れて歩くトレーナーだ。コイキングに魅力はないが、進化系のギャラドスは強くて希少価値が高い。だがコイキングをギャラドスにするには400個のあめが必要になる。
1匹ポケモンを捕まえるごとに3個あめがもらえるので(道具なしで)、 単純に133匹以上捕まえないといけない計算だが、連れて歩けば距離ごとにあめがもらえるのだ。
ポケモンGOを続けていれば「コイキングを進化させる」というミッションも出てくるので、連れて歩かないわけにはいかないのである。
実にダイエットに向いているゲームだ。
ポケモンGOダイエットのメリット:ちょっとしたことで行動量(消費カロリー)が増える
▲画像参考:ポケモンGO
ポケモンGOダイエットごときにそこまでの効果があるか?と思うだろうが、実はあるのである。先述の通り、 ポケモンGOは、その時その時で動かないといけない。家にいたらいくらお金をつぎ込んでも進まないゲームなのである。
強いポケモンをGETしたければ、そのポケモンが発生したら、家でゴロゴロしていても外に出ないといけない。これだけでもゴロゴロ大好き人間からしたら大きな行動量の追加である。
さらには、通勤時の方法に徒歩を付け加えるなど、プラスアルファの時間をかけてでも徒歩の時間を増やそうとする。実際私もバスで20分の距離を50分かけて歩いてるし、友人も一駅前で歩いてポケモンを捕まえながら出勤しているというのだ!
こんなの、なかなか動機がないとできないことである。はたまた知らない道にもポケモンがいようものなら、多少遠回りしてでも捕まえて帰ったりもする。
ポケモンGOダイエットはアリ?リスクもないし大いにアリ!!注意点は・・・
お金がかかるものではないので、騙されたと思ってとりあえずやってみてほしい。ポケモンを知らない世代の人も、意外とハマっているのが今のポケモンGOなのだ。それだけ、万人ウケする魅力はあるということである。
注意点もある。「ポケモンGOで頑張って歩いたからご褒美にケーキ」と歩くたびにご褒美のおやつを食べていたら、体重はプラスマイナスゼロどころかおそらくプラスになる。
ダイエットとは、消費カロリーが摂取カロリーを上回った時に成り立つ。消費だけでなく、摂取もある程度控えないと効果は薄れるということは肝に命じていてほしい。
追記:ポケモンGOダイエットを始めて1ヶ月の効果
ポケモンGOダイエットを始めて早1ヶ月経った。多少その間に増減もするし、私としてはお菓子は絶対外せないので、その辺のストレスなく続けてみた結果ではあるが、今のところ−1.5キロ痩せた。
運動量としては、週平均10〜20キロは歩いていてる。具体的には、通勤に地下鉄を使っているところを(地下鉄所要時間10分強)、1時間かけて歩いていく機会を設ける、バスを使っていたところに歩いて行く、など実にシンプルだ。
効果を高めるにはストレッチや筋トレを追加するといいが、特にストレスのかかるものはない。おまけに連れている相棒ポケモンは飴を見つけてくれるし、ポケモンは増えるしで万々歳だ。
歩きスマホ、ながら運転の危険を冒さずポケモンGOを楽しむオススメアイテム
声を大にして言うが、くれぐれも歩きスマホでの事故は気をつけてほしい。歩いていたって、被害者だけでなく加害者になる可能性だってあるのだ。
現に私も、夢中になりすぎて、何度か自転車の人に睨まれたりしたこともある。(私は歩いているが、自転車に乗ると乗っている人の気持ちはよくわかる。歩行者ほど危なっかしくて無責任なものはない。)
「私は大丈夫」なんて、スーパーマンでもない限り言ってはいけないのだ。私はすでに階段3段ほどポケモンやりながら降りて落っこちて、膝を強打すると言う罰を食らった。
そこでGETしたのが「GOTCHA(ゴッチャ)」。これはなんと、携帯を見ていなくても、勝手に出たポケモンを捕まえてくれ、ポケストップまで寄ってくれるのだ!なんと言うことだろう!
嬉しいのが 「一切の操作がいらない」と言うところ。1時間おきにBluetoothにつなぎ直す必要はあるが、それ以外何もしなくていい。
おまけ:ダイエットはやり方が大事・・・
私の大好きなテイコウペンギンというYoutubeチャンネルで、ダイエットの仕方についてというトピックがあったのでシェアします。こんな風にならないように、適切なダイエットを。一番大事なのはあなたの体です。